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中野信子さんの「サイコパス」はさすがの内容

こんにちは。

 

数ヶ月前、雑誌や新聞の書評で脳科学者の中野信子さんの近著である『サイコパス』が何度も取り上げられていました。

 

中野さんはNHKの番組「英雄たちの選択」にもたびたび登場し、とても歯切れの良いコメントをする方だと注目していました。

 

それで、ぜひこの本を読みたいと思って、図書館で予約を入れました。

 

1週間くらい前にようやく手に入ったので、読んだのですが、やはりさすがの内容でした。

 

 

サイコパスの人物例として、ええっという人の名前も挙げていて、さすがリスクテイカ―です。

 

 

この本を読んで、サイコパスというと残忍な犯罪者という印象しかなかったのですが、カリスマ経営者といわれる人などポジティブな意味合いがあることを知りました。

 

目から鱗です。

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:46
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『小倉昌男 祈りと経営』に涙する

こんにちは。

 

数ヶ月前に『小倉昌男 祈りと経営』(森健著)の書評を雑誌で目にしました。

 

2015年小学館ノンフェクション大賞受賞作品なのだそうです。この本の作者である森健という作家の方の名前ははじめてでした。

 

とても興味深い内容だったので、図書館で予約申請しました。

 

それで、1週間前に本が届いたので、週末にかけて読むことにしました。

 

 

とても深い内容でした。

 

最終章になると、涙が出てきました。

 

 

小倉昌男さんはクロネコヤマトの宅急便の創設者で、優れた企業人として知られています。

 

また、数十億円の私財を投じて、福祉財団を設立し、障害者の自立支援を行っている方としても知られています。

 

その小倉さんの原動力はなんであったのか?

 

 

途中で読むことが止められない。そんな1冊でした。

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:55
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ジョン・ハーシーの 『ヒロシマ』 は翻訳で読んでもすごい

こんにちは。

 

1週間くらい前、平和記念資料館のミュージアム・ショップを覗いていて、ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』の日本語版が目に入りました。

 

それまでも何度も目にしていたのですが、この日、ぜひ購入したいと思いました。

 

翻訳者は「石川欣一、谷本清、明田川融」さん。出版は法政大学出版局です。

 

『ヒロシマ』は「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第1位に選ばれた、ビュリッツァ賞作家ジョン・ハーシーによる作品です。

 

 

これまで、英語版は難易度が高いけれど、挑戦しがいのある本だと人に勧めていました。

 

それに対して、日本語版は翻訳された文章がかなり読みにくいと思っていました。

 

でも、それは私の間違いでした。

 

英語版も素晴らしいけれど、この翻訳版も素晴らしい。

 

 

読みにくいというのは、私の思いこみでした。

 

びっくり。

 

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:19
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山田風太郎の明治物はともかく面白い

こんにちは。

 

この春、宇和島や萩に行くこと数回続いたので、頭の中が幕末になってしまいました。

 

スイッチが入った状態。

 

こういう時はやたらとその時代の小説が読みたくなります。

 

それで、図書館から借りたのが2冊。

 

1つは山田風太郎著『エドの舞踏会』。

 

もう1つは吉村昭著『海の祭礼』。

 

 

さっそく、『エドの舞踏会』を読みました。

 

山田風太郎の明治初期の小説はともかく面白いんです。

 

虚々実々、というんでしょうか。

 

実在の人物のエピソードに想像(妄想かも)を加えて、活劇となっています。

 

 

今回の舞台は「鹿鳴館」。

 

狂言回しは海軍将校の山本権兵衛と大山捨松。

 

2人が西郷従道に依頼されて、鹿鳴館で行われる舞踏会への参加者を募る、というストーリーです。

 

そこで、井上馨夫人、伊藤博文夫人、山県有朋夫人、黒田清隆夫人、森有礼夫人、大隈重信夫人、陸奥宗光婦人、ル・ジャンドル夫人に出合って、夫人たちが抱える問題に巻き込まれていきます。

 

それで見えてくる政府高官の夫人の姿、その夫の姿、そして明治という時代の姿。

 

スカッとします。

 

山田風太郎、最高。

 

author:eiko, category:本の紹介, 06:55
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「Grandeひろしま 夏」号が発売されました

こんにちは。

 

「Grandeひろしま 夏」号が6月1日に発行されました。

 

年に4回の発行で、1冊800円(+税)です。

 

編集発行人は平木久恵さん。私が尊敬する女性です。

 

以前、「旬遊」という素敵な雑誌が発行されていましたが、それを後継した雑誌です。

 

とても丁寧に取材された情報がたくさん掲載されています。

 

写真も文章も素晴らしい。

 

広島周辺で訪問先を探したいと思っている人にはとても役立つ1冊です。

 

 

私は年間購読を行っています。3,456円です。

 

希望者はグリーンブリーズ「Grande ひろしま」編集部に電話して申し込んでくださいね。

082−511−3915

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:18
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「どん底開店」を読んでしみじみする

こんにちは。

 

どこで知ったのか忘れたのですが、『どん底開店』(増田小夜著)という本が良書であると聞いて、図書館で借りて読んでみました。

 

戦前、貧しい中、芸者として生きていた女性の自叙伝です。

 

一気に読み終えました。

 

とても含蓄のある本だと思います。

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:09
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スティーブンソンに日本のことを伝えた正木退蔵

こんにちは。

 

一昨日、吉田松陰の伝記はイギリス人作家のスティーブンソンが一番早く発表したことを紹介しました。

 

「なぜイギリス人作家が吉田松陰の伝記を書くに至ったか?」「誰が伝えたのか?」「なぜ?」など、興味は尽きませんよね。

 

この経緯に関して良書があります。

 

『知られざる「吉田松陰伝」−『宝島』のスティーヴンスンがなぜ?』(よしだみどり著)です。

 

私は数年前にこの本のことを知り、読み、感銘を受けました。

 

広島の酒の父として知られる「三浦仙三郎」のことを詳しく記した著書のある池田明子さんと同じく、この本の作者であるよしだみどりさんを尊敬します。

 

こういう方の努力があり、一般の人が素晴らしい人の存在を知ることが出来ます。

 

この本の中で特に私が感銘を受けたのは、スティーブンソンに吉田松陰のことを伝えた「正木退蔵」という人物です。

 

調べてみると、この人はとてつもない人物でした。

 

萩博物館のサイトの「萩の人物データベース」に正木退蔵のことが紹介されています。

 

1846年に武士の家に萩に生まれる。13歳で吉田松陰の教えを受ける。その後、大村益次郎からも教えを受け、英学を修め、イギリスに留学。その後、明治政府の官僚となり、イギリス人のお雇い外国人教師を日本に紹介。東京工業大学の前身の学校の校長となり、ハワイ総領事にも就任。

 

1878年、イギリスのスコットランドに滞在時にスティーブンソンと出会い、吉田松陰のことを熱く語ったのが、スティーブンソンの関心を引き、「ヨシダトラジロウ」という作品に昇華したわけです。

 

 

そこまでイギリス人の心に残る話を行った正木退蔵の人物の素晴らしさ。それには類まれな英語力も必要です。

 

松陰先生のもとでの学びは数カ月で終わったようなのですが、その出会いが教育者として、官僚として歴史をつくる仕事を生んでいます。

 

彼が日本に紹介したイギリス人(おもにスコットランド人)教師によりどれだけ多くの日本の学生が先進知識を学んだか。

 

彼が初代学長となった東京職工学校(今の東京工業大学)でどれだけ多くの人物が学んだか。私が大好きな陶芸の河井寛治郎、広島の酒の恩人である橋爪陽(はしづめ・きよし)もこの学校の出身者です。

 

その後、ハワイ総領事として就任した時期は、ハワイ王国と日本政府が官約移民の制度を持っていた時代です。この時にも正木退蔵がその場にいたのです。

 

 

スティーブンソンを感動させた正木退蔵は、あらゆる現場で誠意を尽くしてことにあたったのだと想像できます。

 

こういう人がいたので、今の日本があるのですね。

 

感動します。

 

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 06:53
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「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」はわくわくする1冊です

こんにちは。

 

2週間くらい前に宇和島にいた時、深夜テレビで「はやぶさ」の映画を放送していました。

 

4月1日に訪ねた岡山県真庭市の「中和神社」が画面に出てきたので、思わず引き込まれました。

 

 

2003年5月に宇宙に飛び出して行った小惑星探査機「はやぶさ」は、2007年に機器の不具合で通信が途絶えます。宇宙で行方不明となった「はやぶさ」。でも、ようやく通信を回復し、2010年6月に小惑星「イトカワ」のかけらを持って帰って来た。

 

この話は当時とても話題となりましたよね。

 

私が見た映画は2011年公開されたもので、堤幸彦監督作品でした。

 

興味深い映画でしたし、「中和神社」が重要な場面に出てくるので、本でも読んでみることにしました。

 

 

『小型探査機 はやぶさの大冒険』(山根一真著」はわくわくする1冊でした。

 

少ない予算の中で、日本の宇宙開発を行っている科学者やエンジニアの姿に感動です。

 

2007年、ようやく通信が回復し、なんとか地球に戻る航行を続けていた「はやぶさ」のイオンエンジンの中心的な危機である「中和器」に不具合が発生。

 

最先端の科学者であるプロジェクトマネージャーの川口淳一郎さんが頼ったのが、神様です。

 

岡山県真庭市に「中和神社」(ちゅうか、と読みますが)の存在を知り、東京から日帰りでお参りに出かけます。

 

「中和神社」は牛馬の守護神として、道中安全のご利益もある神社だったんです。

 

すごい話ですよね。

 

 

山根さんの本の中には「中和神社」のお札の写真が掲載されています。

 

 

私は偶然ですが、今年の4月1日にこの神社を訪れていたので、しみじみしました。

 

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:41
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「火花」が菅田・桐谷主演で映画化されます

こんにちは。

 

4月・5月に長距離で移動する日が多いので、新大阪駅で『火花』(又吉直樹著 文春文庫)を購入しました。

 

それで、旅の宿で読みました。

 

とても感じるものが多かったです。

 

 

ただ、NHKでドラマ化されているのですが、それを見ていないのですが、主役二人の配役がちょっと私の感覚とは違い、違和感がありました。本を読んでいても、その二人の映像が頭に浮かんでしまいます。

 

私のイメージでは、主役二人はクレイジーにはじけていて、繊細で、才能があって、面倒で、そして明るい。状況は絶望的にみじめであっても、きらっと輝いている。

 

 

それが、今朝、『火花』がこの秋に映画化されることを知りました。

 

主演の二人は菅田将暉と桐谷健太。最高の配役です。

 

監督は板尾創路。

 

期待大。

 

もう一度、読み直そう。

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:30
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『本当はブラックな江戸時代』 は説得力あり

こんにちは。

 

久しぶりの本の紹介です。

 

このところ、ちょろちょろしていて、本を読んでいませんでした。

 

数ヶ月前に図書館にリクエストしていた『本当はブラックな江戸時代』(永井義男著)がようやく借りだせることになり、読んでみました。

 

とても説得力があります。

 

私はこの本のことを、雑誌か新聞の書評で知ったのだと思います。

 

その時『本当はブラックな江戸時代』という題に心ひかれました。

 

江戸時代をあまり理想化するのもおかしいと思っていたからです。

 

そんな訳はないでしょう。

 

 

 

この本はお勧めです。

 

そしてこの作者の他の本も読んでみたくなりました。

 

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 05:58
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