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日本酒を味わう会に参加しました

こんにちは。

 

先日、広島市内で日本酒を味わう会が開催され、参加してきました。

 

まず、西条の酒造会社の仕込み水とエヴィアンの味の違いをききわけることから、会が始まりました。

 

私は硬度60と100の違いが分かるかどうかは自信がありませんが、仕込み水(硬度60とのことでした)とエヴィアン(硬度350)の違いははっきりと分かりました。良かったです。

 

その後、4種類の日本酒を味わいました。

 

Sparkling Sake、純米吟醸、生貯蔵酒、純米大吟醸です。

 

贅沢な夜となりました。

 

 

 

「西条酒まつり」の際に供された酒です。広島は三大名醸地の一つです。

author:eiko, category:日本酒・水, 05:18
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日本酒の「賀茂金秀 純米吟醸 雄町」が美味しい

こんにちは。

 

先週、海外の方に日本酒のレクチャーをする機会がありました。

 

テイスティングも行いました。

 

場所が横浜だったので、東京で手に入る美味しい酒が必要でした。

 

それで、「はせがわ酒店」で「賀茂金秀 純米吟醸 雄町」の一升瓶を数本購入。

 

はせがわ酒店は、広島県の黒瀬にある酒造会社「金光酒造」の「賀茂金秀」(かもきんしゅう)を大切にしています。

 

 

 

さて、日本酒のレクチャーの終盤になり、テイスティングの時間となりました。

 

冷やした「賀茂金秀 純米吟醸 雄町」をワイングラスに注いで、テイスティング。

 

日本酒に興味があるという海外の人々に賀茂金秀は大好評。絶賛されました。

 

 

 

私が尊敬する「酒の伝道師」であるジョン・ゴントナーさんは、海外の人に日本酒のことばとして、覚えてもらうのは、まず「Ginjo」だと言っています。

 

ワインになじみのある人たちには吟醸酒が分かりやすいんです。

 

「口に甘い良質な白ワインの味、そしてウオッカののど越し」。

 

 

 

金光酒造さんは国内外の賞を受賞しています。

 

国内だと「全国新酒鑑評会」で2022年に「金賞」受賞。

 

2023年の「Sake Competition」で2023年「Gold 第9位」。

 

海外だと、International Wine Challenge (IWC)で2017年に「ブロンズ賞」受賞。

 

「Kura Master」で2019年に「金賞」受賞。

 

すごい。

 

 

素敵なサイトを持っていらっしゃいます。

 

興味のある人はぜひ、アクセスしてみてください。

 

 

 

 

賀茂泉も賀茂鶴も亀齢もとてもいい酒です。

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:26
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賀茂泉頒布会で酒を購入しています

こんにちは。

 

2月13日のブログに、「大三島みんなのワイナリー醸造所」のワインを紹介しました。

 

その時の写真がこちらです。

 

 

この真ん中の瓶が「大三島みんなのワイナリー醸造所」の白ワインなのですが、残りの二つは何?と思いますよね。

 

面白いラベルが貼ってあるしね。

 

 

こちらは広島県の西条の酒造会社である「賀茂泉酒造」のお酒です。

 

私は毎年、12月・1月・2月に2本ずつお酒が届く「賀茂泉頒布会」に入っています。

 

12月のお酒はもうおいしくいただきました。

 

こちらは1月に届いたお酒。冷温貯蔵純米酒です。アルコール度数15度。精米歩合65%。

 

一緒に届くチラシにいろいろと説明が書いてあるのも楽しいです。

 

この酒の味わいは「若々しい香りと軽快な旨味」なのだそうです。

 

おすすめ温度は15度から20度。

 

合う料理は「ブリの照り焼き、煮魚、すき焼き、焼き鳥(タレ)鯛のあら炊き」なのだそうです。

 

こってりとした味にあう、さっぱりとした酒なんですね。

author:eiko, category:日本酒・水, 05:23
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日本酒に焼きギンナンがあいます

こんにちは。

 

昨日は広島市内は青天でした。寒いけど、気持ちが良かったです。

 

 

さて、寒い日は暖かい食べ物と日本酒が最高です。

 

毎年、1月から3月、西条の賀茂泉酒造の日本酒セット(6本)を購入しています。

 

1月に届いたのは「冷温貯蔵純米吟醸酒」と「純米吟醸にごり酒」です。

 

こちらは「冷温貯蔵純米吟醸酒」(アルコール分15度)の瓶です。干支のウサギがラベルに描いてあります。

 

こちらは正月3が日に美味しくいただきました。

 

 

今、楽しんでいるのは「純米吟醸にごり酒」です。

 

 

「あて」には焼きギンナンが最高です。

 

小ぶりの「ギンナン炙り」に入れて、数分、火にかけると、おいしい焼きギンナンが出来上がります。

 

網目がついているので、ギンナンが跳ねて怪我をするということはありません。

 

その上にあるのは、ギンナンの殻を割る道具です。

 

この2つがあると、焼きギンナンがさっと楽しめます。

 

 

このお酒が「純米吟醸にごり酒」です。アルコール分は18度もあります。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 18:07
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「明魂」は広島県の食品工業技術センター醸造の日本酒です

こんにちは。

 

朝夕が寒くなってきましたね。平和公園や街路樹は木々が紅葉して見事です。

 

さて、今日は「明魂」(めいこん)の紹介です。

 

先日、「広島県立総合技術研究所食品工業技術センター」(名前が長い)を訪ねて、そのセンターが試験醸造している日本酒を入手しました。それが「明魂」です。

 

私はこのセンターに行ってみたいと思っていました。というのは、このセンターは1918年に「広島県工業試験場」として開設されたのですが、その初代の醸造部長が「橋爪陽」(はしづめ・きよし)だったからです。私は橋爪さんを尊敬しています。

 

 

このセンターでは、毎年、広島県の清酒の品質向上と県内酒造会社の新製品開発の支援などを目的として、清酒「明魂」を試験醸造し、一般に販売しています。

 

「明魂」には、「味わい爽やか純米大吟醸(紫色ラベル)」「香り華やぐ純米大吟醸(赤色ラベル)」「豊かな味わいの純米吟醸(黒色ラベル)」の3種類があります。

 

私が広島県食品工業協会の川北事務局長の紹介で、センターを訪ねた時には、大吟醸はすでに完売していました。人気があるんですね。私は大吟醸より吟醸が好きなので、「純米吟醸(黒色ラベル」が残っていて、良かったです。500ml で1600円です。

 

 

原料米は精米歩合60%の広島県産「八反錦」新開発の酒米「広系酒44号」及び「広系酒45号」。酵母は「きょうかい901号」です。アルコール度数は15度です。

 

「広系酒44号」「広系酒45号」という酒米の名前を聞いたことがなかったので、その酒米で出来た酒を飲めることが嬉しかったです。

 

 

封を切った初日はぬる燗にして飲み、数日して常温で飲みました。

 

初日には、「きりっとした味だなあ」と思いました。数日後に飲んだときには「まろやかな味だなあ」と思いました。

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 10:28
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西条で橋爪陽の銅像にお辞儀をしました

こんにちは。

 

数日前、東広島市の西条に行く用がありました。

 

それで、賀茂泉酒造さんの「酒泉館」(しゅせんかん)を訪れました。

 

 

現在、「お酒喫茶」として使われているこの建物は1929年に広島県醸造試験場として建てられた洋館です。

 

この敷地内に橋爪陽(はしずめ・きよし)さんの銅像が建立されています。

 

私はこの銅像のあるところに行くと、必ずお辞儀をしています。

 

 

橋爪さんのことはほとんど知られていませんが、私はこの人をとても尊敬しています。

 

「広島の日本酒」というサイトで、広島の酒の恩人が紹介されています。その中に橋爪陽さん、三浦仙三郎さんの名前があります。

広島日本酒の歴史 | 広島の日本酒 | Les grands sakés d'Hiroshima (sake-hiroshima.com)

 

 

橋爪陽さんは1876年に青森県で生まれました。明治維新の9年後のことです。会津藩士の家系であったと聞いたことがあります。東京高等工業学校(ここで醸造学を学んでいます)を卒業後、国(大蔵省)の醸造技師として広島に赴任します。その年がいつかは分からないのですが、国の醸造試験場が東京に開設されたのが1904年なので、橋爪さん28歳の時に、広島に赴任したのではないかと思われます。

 

当時、広島県では三浦仙三郎が1898年に完成させた「軟水醸造法」を使って、多くの酒蔵の蔵主、杜氏や蔵人が酒を造っていました。1907年に日本で初めての酒の品評会が開催され、この時に広島の酒が上位の賞を受賞しました。この受賞の陰には、三浦仙三郎さんと橋爪陽さんの存在が大きかったと思います。

 

1908年に三浦仙三郎さんは60歳で急逝します。その後、1944年に亡くなるまで、広島の酒造りをリードしたのが橋爪さんです。国から他の地域の指導をするように転勤を命じられた後、大蔵省を退職し、広島県の技師になったという人物です。

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:28
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ずっと欲しかったものを入手しました

こんにちは。

 

今日は、私がずっと欲しかったものを手に入れたので、それを紹介します。

 

それがこちらです。

 

 

なんだと思いますか?

 

「酒燗器」です。

 

お酒を熱燗やぬる燗にする時に使います。

 

6月4日に岩国市の村重酒造さんで購入しました。この「金冠 黒松」というのは村重酒造さんのお酒の銘柄です。私はこの酒が好きなんです。

 

 

どういう仕組みになっているかというと、この器の中に1合くらいの酒が入る徳利が入っています。ここにお酒を入れます。それで、大きな器の半分くらいに熱湯を入れます。そこに、酒を入れた徳利を入れます。2分くらい待つと、ぬる燗が出来上がりです。

 

いいでしょ。

 

 

お酒は温度によって味が変わります。私は純米酒は常温で飲むのが好きなのですが、冬の時期や、ちょっと疲れている時はお酒をぬる燗で飲みたいと思います。

 

ぬる燗や熱燗にするのに一番手っ取り早いのは、電子レンジでチンすることです。でも、こうすると、熱くなりすぎて、味が落ちてしまうことがあります。

 

一昨日、宮島口のレストランで美味しいあなご飯を堪能しました。とても美味しかったです。その時に、メニューに「金冠 黒松」があったので、熱燗で1合を頼みました。(普通のレストランで「ぬる燗をお願いします」というのが恥ずかしいんです)これが、とても熱くなっていて、アルコールが飛んでいたような味でした。よくあることです。残念。

 

 

ぬる燗を飲むには自宅が一番です。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:10
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岩国市の村重酒造を見学しました

こんにちは。

 

6月4日(土)の午後、岩国市の「村重酒造」(むらしげ)の酒蔵を見学しました。

 

そのきっかけはこうです。

 

5月10日の中国新聞に「広島市が体験型観光を行っている事業者支援のプログラムを始めた。ついては対象となっている200のプログラムを申し込むと50%割引となる」という記事が掲載されていました。

 

それで、調べてみると、「アソビュー!」というサイトから体験型観光プログラムが選択できることが分かりました。それで、どれかを申し込んでみたいと思いました。

 

広島市や廿日市市(宮島は廿日市市にあります)などの広島県内の市町の他、山口県岩国市、島根県浜田市のプログラムも候補となっていました。それで、今回、村重酒造さんの酒蔵見学を選択しました。

 

酒蔵を45分くらい見学して、3種の純米酒を飲み比べて、720ml(ワインサイズ)の純米酒がお土産について、通常3500円です。それで、今回は半額でした。

 

 

これからまた海外からのお客様が広島をたくさん訪れると思います。その方々に、酒蔵見学はとても人気なので、広島県内の酒蔵だけでなく、岩国市の酒蔵も紹介したいと思いました。それで、今回、この支援プログラムに村重酒造さんが入っていることを知ったので、ぜひまず私が見学したいと考えました。

 

 

私が村重酒造さんの酒蔵見学を行いたいと思った理由はいくつかあります。

 

まず、村重酒造さんの「金冠黒松」(きんかんくろまつ)という銘柄のお酒が大好きだから。そして、村重酒造さんが新幹線の新岩国駅から歩いて5分のところにあるからです。海外のお客さんが見学しやすい場所にあります。

 

 

今回、私と友人を村重酒造の代表取締役で四代目蔵元の村重雅崇さんが迎えてくださいました。通常、蔵の見学は30分くらいなのだそうですが、私がいろいろと質問をしたので、かなり長くなりました。質問に気持ちよく答えてくださった村重さん、ありがとうございます。長年の酒作りに関する疑問に答えをもらって、とても嬉しいです。また、伝統を守りながら、先進の酒造りを行っていらっしゃる村重酒造さんのことをよく分かりました。素敵です。

 

 

酒蔵見学を行った後、店舗内で、50ミリくらいずつ3種類の純米酒を試飲させてもらいました。まず、伝統の銘柄「金冠黒松」。麹(こうじ)のしっかりとした味わいで大好きな味。また、酸味があり、スキっとした「村重」も味わいました。こちらも美味しい。そして、「幻の8号酵母」で醸した「eight knot」(エイト・ノット)という酒も味わいました。こちらは白ワインのような味わいでした。

 

試飲に関しては、峯直哉さんから丁寧に説明してもらいました。ありがたかったです。

 

酒蔵見学を行いたいけど、予約する方法が分からないことが多いと思います。こちらは IT に強い社員が「アソビュー!」のサイトに登録するなど、IT 活用が進んでいます。「アソビュー!」からさっと予約できるので、とても便利です。広島市の支援プログラムは来年の2月末で終わりますが、「アソビュー!」からの申し込みはずっとできます。

 

ぜひ、一度、体験することをお勧めします。

 

 

 

 

新幹線の「新岩国駅」から「金冠黒松」と書いた建物が目に入ります。日本の酒蔵の中で、新幹線駅から最も近い場所にあります。ちなみに広島駅から新岩国駅まで「こだま」で15分程度。料金は1650円です。新岩国駅は錦帯橋に近いので、こちらの観光と一緒に行うことができます。

 

 

 

こちらが売店などのある建物の入り口です。

 

 

 

道路わきには5メートルある巨大な「大杉玉」が置かれています。とても目立ちます。

 

 

 

ここで試飲やお酒を購入します。すっきりとした内装です。

 

 

 

こちらも店内です。小物やスイーツも充実しています。

 

 

こちらが「幻の8号酵母」を使った「eight knot」です。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:04
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風邪気味だと感じたら「本格あまざけ」

こんにちは。

 

先週、雨の中を少し歩きました。すると、ちょっと寒かったらしく、翌日には風邪気味だと感じました。

 

こういう時の私の切り札は「飲む点滴」です。

 

「飲む点滴」というのは、「本格あまざけ」のことです。

 

江戸時代、「あまざけ」というと夏の風物詩だったそうです。夏ばて気味の人々の栄養補給食品として活用されていたそうです。

 

 

 

こちらがスーパーマーケットで購入した「本格あまざけ」です。広島県の西条の酒蔵である白牡丹さんの「本格あまざけ」です。

 

 

私が「本格あまざけ」のことを知ったのは10年位前だと思います。広島県安芸高田市に「和高醸造」という味噌や醤油を作っているところがあります。ここに行った時、「ほんまもん」という「本格あまざけ」を飲ませてもらいました。

 

それまで、甘酒というと、酒粕に砂糖を加えた冬の飲み物としか認識していませんでした。こちらは酒粕から作るので、アルコールが残っています。

 

ところが、「本格あまざけ」はでんぷんを「麹菌」(こうじきん)で糖分に変えた状態の飲み物です。まだ、アルコールになっていません。アルコールにするには「酵母菌」(こうぼきん)が必要なんです。「麹菌」と「酵母菌」の二つが働いて、お米のでんぷんがアルコールになるんです。

 

ですから「本格あまざけ」はアルコールはゼロです。

 

この10年くらい「本格あまざけ」のことがよく知られてきたので、美容と健康のために「本格あまざけ」を飲む人が増えてきたと思います。

 

 

私が「本格あまざけ」を飲むのは風邪気味の時がほとんどです。ちょっと熱っぽいと思ったら、300ミリから500ミリくらいを一気に飲みます。すると、翌朝は熱っぽさが取れて、頭がすっきりとしています。

 

今回もそうでした。

 

私にとって「本格あまざけ」は最強の点滴液です。

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:56
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広島の酒造りの恩人が映画になりました

こんにちは。

 

広島の酒造りの恩人「三浦仙三郎」が映画になりました。

 

「吟ずる者たち」という題です。

 

11月5日(金)から「八丁座」で1日3回公開されます。

 

 

この題名がヒントとなっていますが、三浦仙三郎は「吟醸酒の父」と言える人なんです。

 

 

1907年に日本醸造協会が主催する「全国清酒品評会」が開催されました。

 

当時の銘酒というと灘の酒ですから灘の酒が上位を占めると思われていたのですが、この時に広島の酒が上位に入りました。

 

その造り方が現在の「吟醸酒」の手法であったと言われています。

 

 

主演は中村俊介、比嘉愛未です。

 

楽しみです。

author:eiko, category:日本酒・水, 05:05
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