- 7月18日(火)正午に伊達宗城の番組が放送されます
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2017.07.15 Saturday
こんにちは。
暑い日が続きますね。今朝も盛大にセミが鳴いていました。
熱中症にならないための注意が必要です。私はたくさんの水を飲むように心がけています。
さて、さっき、録画していた番組を見ていたら、7月11日(火)夜10時からの Eテレ (教育テレビ)「智恵泉」で宇和島の伊達宗城(だて・むねなり)を特集していたことを知りました。
残念。録画し損ねました。でも、再放送があります。
この番組の再放送は7月18日(火)正午からでした。
幕末、このお殿様はとてもユニークな動きをした人です。
海外の情報にとても関心を持ち、蘭学者や英学者の知識をさまざまな場面で活用しました。
幕府中枢からにらまれ逃亡していた高野長英を匿い、書物を翻訳させ、大阪の適塾の塾頭であった人材でありながら、長州の片田舎で村医者としてくすぶっていた大村益次郎を宇和島藩で登用しています。
藩内にはシーボルトの高弟であった二宮敬作という人格高潔な蘭学者が住んでいて、彼を慕ってシーボルトの娘である楠本イネも一時、宇和島に住んでいました。
敵対する考えがあった場合、それを学ぶことを禁止する例が歴史では多く見られます。
私はそういう状況の中で、自分とは異なる視点を持つ人々の考えを学ぶことに熱心だった人を尊敬します。
伊達宗城公はそういう人だったと思います。
宇和島の伊達博物館にたつ伊達宗城公銅像