- 「西郷どん」 の時代考証者がすごい
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2018.01.10 Wednesday
こんにちは。
1月7日に、2018年の大河ドラマ「西郷どん」が始まりました。
私は自宅を離れていたので、録画予約していて、さっき見終えました。
期待通りの内容で、嬉しいです。
時代考証者は原口泉さんと磯田道史さん。
原口泉さんというと、鹿児島生まれで、長く鹿児島大学で歴史学の教授をされていた方です。
2008年の大河ドラマ「篤姫」の時に時代考証を行った方です。
私はその時にはじめて原口泉さんのことを知りました。
とても柔和な語り口で、鹿児島愛が満ち溢れていて、時々、テレビでお見かけする原口さんに魅了されました。
その後、2015年に放送された朝ドラ「あさが来た」でも時代考証を行われました。
原口さんは鹿児島に縁のある人物の興味深いエピソードをたくさん知っていらっしゃるので、単なる時代考証だけでなく、脚本家・プロデューサーにとってそれは頼りになる人なんだと思います。
「篤姫」で、小松帯刀がどんなに魅力的に描かれたか。
「あさが来た」で、五代友厚がどんなに魅力的に登場したか。
原口さんの力によるところが大きいと思っています。
もう一人の時代考証者は歴史家の磯田道史さんです。
2018年1月4日・11日号の週刊文春に「西郷どん」の原作者である林真理子さんと脚本家の中園ミホさんの対談記事が掲載されていました。
この中で、林さんは原作である『西郷どん!』を書くきっかけとなったのは、磯田さんの言葉があったからだと述べています。
大河ドラマの準備として、林さんと中園さんは磯田さんを講師に招いて「西郷隆盛研究会」も開いたそうです。
原口さんと磯田さんが加わった「西郷どん」はこれからも注目です。
楽しみ。
それにナレーションが西田敏行さんなのも嬉しいです。