- 神戸の旧居留地を歩くと歴史を肌で感じます
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2018.05.14 Monday
こんにちは。
先週、神戸の街を歩きました。
「旧居留地」といわれる場所には、150年前の開港の時代を感じさせる堂々とした建物がずらっと並んでいます。新しく建てられた建物も、当時の雰囲気を生かして建てられています。迫力があります。
大丸神戸店は新しい建物なのだそうですが、年代を感じる作りです。
大丸神戸店のすぐ横には、ウイリアム・メレル・ヴォリーズが設計した「シティバンク神戸支店」が「旧神戸居留地38番館」として
残されていました。大丸神戸店の一部となっているそうです。
ヴォ―リーズはとても興味深い人物で、私はずっと注目しています。NHKの朝ドラ「あさが来た」の主人公とも関係があります。
そして、大丸の近くに「三宮神社」がありました。
神戸の中心地である「三宮」の由来となった神社です。
あまり大きな神社ではありません。「生田神社」や「湊川神社」はとても大きなのですが、こちらはこじんまりとした佇まい。
境内を眺めていると、「史跡 神戸事件発生の地」の石碑が立っていました。
調べてみると、1868年の1月、この地でフランス人水兵と備前藩の侍が衝突していました。
備前藩の大名行列の前をフランス人水兵が横切ったことから大きな武力衝突となったのです。明治時代、初の国際事件だったそうです。
いろんな出来事を乗り越えて、今日の国際都市「神戸」があるのだと、しみじみしました。
神戸の旧居留地を歩いていると、歴史を肌で感じます。