- 宮島の表参道商店街の「大しゃもじ」が移動しました
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2018.06.16 Saturday
こんにちは。
このところ、良い天気で、梅雨でないかのようですね。
さて、昨日の朝、新聞を読んでいたら、宮島の表参道商店街に展示してあった「大しゃもじ」が移動するというニュースをテレビ欄に見つけました。それで、夕方の地元の情報番組を見ました。
2ヶ月くらい前に、表参道商店街の「菓子処きむら」のご主人と話をしていた時、大しゃもじが移動することを聞き、驚きました。どうなっているのかなあと思っていました。
この大しゃもじは、宮島が世界遺産となった後に現在の場所に展示されるようになりました。20年前ですね。
ちなみに、正式名称は「大杓子(おおしゃくし)」です。
宮島観光協会のサイトにはこう書かれていました。
「世界一の大杓子、伝統工芸である宮島細工を後世に遺すとともに、杓子発祥の地である宮島のシンボルとして昭和58年に2年10ヶ月の歳月をかけて制作されましたが、展示場所が決まらず14年間倉庫に収められていたものを、平成8年12月に嚴島神社が世界遺産に登録されたことと、宮島本通り商店街が宮島表参道商店街に改名したことを記念して現在の場所に展示されました。」
昨日のニュースの中で、6月15日の午後に、大しゃもじが倉庫に運ばれていく姿が映像となっていました。表参道商店街や宮島のランドマークとなっていたので、ちょっとさみしい。
現在の場所は、来年の夏ごろ、「TOTOおもてなしトイレ」となり、観光案内、休憩所を兼ねた施設に生まれ変わるそうです。
そして、大しゃもじは3年後に整備される地域拠点施設(旧宮島町役場)に展示されるのだそうです。
現在の場所から移動したのは、トイレの場所確保のために仕方ないとして、ぜひ、3年後といわず、目立つ場所に展示してもらいたい。
宮島の鹿とこの大しゃもじは、訪問者に愛されているんです。
でも、トイレの充実も重要な課題です。