- 「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」はわくわくする1冊です
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2017.05.14 Sunday
こんにちは。
2週間くらい前に宇和島にいた時、深夜テレビで「はやぶさ」の映画を放送していました。
4月1日に訪ねた岡山県真庭市の「中和神社」が画面に出てきたので、思わず引き込まれました。
2003年5月に宇宙に飛び出して行った小惑星探査機「はやぶさ」は、2007年に機器の不具合で通信が途絶えます。宇宙で行方不明となった「はやぶさ」。でも、ようやく通信を回復し、2010年6月に小惑星「イトカワ」のかけらを持って帰って来た。
この話は当時とても話題となりましたよね。
私が見た映画は2011年公開されたもので、堤幸彦監督作品でした。
興味深い映画でしたし、「中和神社」が重要な場面に出てくるので、本でも読んでみることにしました。
『小型探査機 はやぶさの大冒険』(山根一真著」はわくわくする1冊でした。
少ない予算の中で、日本の宇宙開発を行っている科学者やエンジニアの姿に感動です。
2007年、ようやく通信が回復し、なんとか地球に戻る航行を続けていた「はやぶさ」のイオンエンジンの中心的な危機である「中和器」に不具合が発生。
最先端の科学者であるプロジェクトマネージャーの川口淳一郎さんが頼ったのが、神様です。
岡山県真庭市に「中和神社」(ちゅうか、と読みますが)の存在を知り、東京から日帰りでお参りに出かけます。
「中和神社」は牛馬の守護神として、道中安全のご利益もある神社だったんです。
すごい話ですよね。
山根さんの本の中には「中和神社」のお札の写真が掲載されています。
私は偶然ですが、今年の4月1日にこの神社を訪れていたので、しみじみしました。
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