- メモをとりながらリスニングするコツ
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2013.07.31 Wednesday
こんにちは。eikoです。
今日は快晴。風があるのでしのぎやすいです。
7月25日から8月28日まで、10回連続で夏のセミナーを企画しました。
http://www.tomo-corp.com/?p=621
7月25日(木)は「アクティブなリスニング」と題して、効果的にメモをとりながら、リスニングする方法をトレーニングしました。
ここ数カ月、「うねざき式」英語強化法のクラスでも、効果的にメモをとりながら、リスニングする方法をずっとトレーニングしています。
そこで、「効果的」にメモをとるコツを紹介しますね。
英語を日本語に訳出するためにメモをとるのではなく、リプロダクション(英語を聞いて、英語で再現して述べる)のトレーニングとして、メモとりの練習をするのがお勧めです。
1.テキスト(音声付)は難易度の低いものがいいです。
2.1つの文章で1つか2つ程度、記憶するのにキーとなる単語をメモします。America など
全てを書くと時間がかかるので、Ame とか A とか一部分をメモするのがお勧めです。
3.さて、最大のポイントは「いつメモするか?」です。音が聞こえてきたら、すぐにメモをするというのはよくありません。少し遅れてメモをするのが大切です。その間、少し解釈する時間が必要なのです。
この、「文章を理解しようとする姿勢」がとても重要となります。理解しようとせずに、単語をメモしても、後で文章をリプロダクション(再現)することはできません。
メモ取りの指導をしていて、「うまくメモ取りができている」かどうかは、すぐに分かります。
下を向いて、音を聞いてすぐにメモをとっている、大量にとっている場合はうまく再現できないことが多いようです。
音を頭に取り込み、理解しようとしていると頭がちょっと上向きになります。それで、踏む踏むといった感じで、文章を理解している感じが見られます。それで、メモはちょっと遅れたタイミングで、「聞いているついでにちょっとメモしている」という風情となります。
つまり、メモを頭にとっていて、ノートのメモはそれを引き出すための備忘録といった位置づけです。
一度、このブレークスルーを体験すると、気分がすっきりとするようです。
顔が晴れ晴れします。
メモが邪魔な存在でなく、とても頼りになる相棒と感じられます。
このブレークスルーを体験してほしくて、eikoの教え魂が燃えます。
- 管絃祭は自然の力を感じさせてくれます
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2013.07.25 Thursday
こんにちは。eikoです。
今日も暑いです。宮島から自宅に移動するだけで、暑ーい。
さて、昨日、夕方から友人と宮島の管絃祭に行きました。
毎年、旧暦の6月17日に行われます。この日、大潮であり、夜の11時に満潮となるのです。
桟橋近くの旅館にまず入って、持参した穴子めし弁当を食べました。
お風呂に入って、ちょっと休憩。長い祭りに備えます。夜12時を過ぎますからね。
夜9時40分ごろ、長浜神社で行われた神事を見せてもらいました。
厳島神社のご摂社である長浜神社でまず、御座船が神事を行うのです。
こちらが長浜神社の鳥居。この前で神事が行われました。
その後、ここを訪れた人たちが、提灯を手に持って、厳島神社へ移動。
提灯行列が始まります。
神社内は参拝者でいっぱい。提灯の灯りが美しい。
厳島神社の桝形(ますがた)というところで、江波の人たちが、伝馬船を三回まわしたり、御座船を阿賀の漁師さんたちがやはり3回まわすなどで、拍手とどよめきが起こります。
この時に、夜の11時くらい。
満潮なので、床下すれすれに海水がきています。
見上げると、空には17夜の月が御本殿の真上に上がっています。
管絃祭は自然の力を強く感じる神事です。
三女神さまが御本殿が還御したのは、夜の12時を回っていました。
厳島神社を後にして、大鳥居前を歩いていると、祭りの仕事を終えた関係者の船が大鳥居をくぐっていました。
神秘的なお祭りです。
管絃祭に行く時は、宮島に宿泊するのがいいですよ。
- 明日は宮島の管絃祭です
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2013.07.23 Tuesday
こんにちは。eikoです。
今朝も蝉が盛大にないています。夏です。
明日、宮島では管絃祭がおこなわれます。
友達と二人、泊りがけで明日は宮島に行きます。
管絃祭は見事ですよ。
夕方5時ごろ、宮島の厳島神社から三女神様のご神体を乗せた御座船が対岸の地御前のお社に向かいます。御座船では管絃の音楽が奏でられ、優雅です。
その御座船が夜11時ごろ、阿賀の漁師さんの船、江波の漕ぎ伝馬船を伴って、厳島神社に戻ってきます。やはり管絃の音が聞こえます。
この時必ず、月はほぼ満月 (17夜) で、大潮の満潮。厳島神社の床すれすれに水があり、どこが床でどこか水か分からないような状態。かがり火が煌々とたかれています。
管絃祭のハイライトは夜12時前。江波の漕ぎ伝馬船が、狭い桝形という場所で3回くるくる回ります。見事ですよ。
この管絃祭は清盛の時代から始まり、今に伝わっています。広島の宝ですね。
開催される日は毎年違います。今年は7月24日。
というのは旧暦の6月17日でないといけないんです。
旧暦の6月17日には、必ず大潮の満潮が夜11時に訪れるんです。この時間に満潮でないと、船が大鳥居を通れないので、祭りが成立しないんです。
管絃祭に行くと、人間と自然が融合しているような、得も言われぬ感覚を感じます。
明日です。急げ。
- 英語ボランティア講習会 (平和公園編) に参加してくださってありがとう
- 徳川家康は Ieyasu Tokugawa かTokugawa Ieyasu か
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2013.07.19 Friday
こんにちは。eikoです。
今日は暑い日でしたが、ちょっと風があったのでしのぎやすかったですね。
翻訳を行う際に、日本人の名前をどう表記するかで頭を悩ませます。
私は自分の名刺は Haruko Yamada という方法で、名前を表記しています。
一般の人物はこの方法が主流だと思います。
The Japan Times や NHKニュースなどで英語で日本人の名前が述べられる時は、この順です。
明治以来のやり方ですね。
2000年までの英語の教科書は100% こちらの表記でした。
ところが、2000年の国語審議会で、画期的な意見が述べられました。
「日本古来の表記法が英語の場合も望ましい」 と述べられたのです。
つまり 「山田春子」 さんの場合、Yamada Haruko と表記するのが、望ましいというのです。
http://www.ninjal.ac.jp/publication/catalogue/kokken_mado/07/05/
ここで、日本国全体が、「来年1月をもって、日本人の外国語表記は日本語の表記法を使う」 と発表したら混乱がなかったのですが、「望ましい」 という控えめな表現に終わっているので、混乱が続いています。
今では、中学生用の英語テキストは、ある出版社はYamada Haruko と自己紹介する会話が載っていて、他社は Haruko Yamada と自己紹介しているのです。変でしょ。
2013年現在の現状はこんな感じ。
1.一般の人は本人が強く主張しない限り、Haruko Yamada と表記。こういう混乱した状況となっていることを知らない。Yamada Haruko という名刺を持っている人が変だと思っている。
2.2000年から徐々に、Yamada Haruko といった表記法の名刺を持っている人が増えてきた。この人たちは、Haruko Yamada と表記することを嫌う。実際に国際コミュニケーションを行っている人に多い。
3.歴史上の人物は Tokugawa Ieyasu と表記するほうが一般的になっている。
混乱しています。
- 河井寛次郎記念館で静かなひと時を味わう
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2013.07.18 Thursday
こんにちは。eikoです。
今日はくもり空。早朝は蝉がかなり鳴いていました。
7月13日の大阪での用事を済ませて、14日、15日京都でゆったりとした時間を楽しみました。
この前は、祇園祭のことを書きましたが、もう1つ、とても心に残ることがありました。
今回、京都では、東山の小さな宿に宿泊したのですが、地図を見ると、河井寛次郎記念館に歩いて行ける距離だと分かりました。
それで、30分ほど歩いて、清水寺にほど近い、河井寛次郎記念館に到着。
想像した通りの静かな落ち着いた空間でした。
1890年、島根県安来に生まれた河井寛次郎は、陶芸の技術を東京高等工業学校窯業科で学び、京都陶磁器試験所に入所。
釉薬の専門家として、京都の陶工を指導するとともに、自分もこの地に自宅と登り窯を設けて、陶芸を続けました。
数人でこの登り窯を共有していたそうです。
寛次郎は、安来の大工の棟梁の息子として生まれました。兄は父の後を継いで棟梁となったそうです。
寛次郎が家の間取りなどを考え、兄が建てた京都の自宅。
隅々まで緊張感が感じられる家です。外観もいいけど、中がまた素敵。
河井寛次郎は私の憧れの人物。
良い仕事をして、名誉にはこだわらない。一陶工として人生を終えた人。
文化勲章などを辞退しています。
見事ですよね。
7月14日、ちょっとだけ見学して、さっと去ろうと思ったら、雷を伴った大雨が降ってきました。それで、雨宿りをしながら、小1時間、外を眺めていました。
心に残る時間となりました。
京都を訪れるなら、河井寛次郎記念館をお薦めします。
http://www.kanjiro.jp/
- 「うねざき式」 メルマガ第1号を発行しました
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2013.07.17 Wednesday
こんにちは。eikoです。
今日も暑くなりそうです。
蝉がないています。今年聞く初めての蝉の声です。
今日は、京都の祇園祭の山鉾巡行の行われる日ですね。
さて、7月15日に、「うねざき式」英語力強化法のメールマガジン第1号を発行しました。
ずっと発行したかったので、感無量。どんな情報を発信するか、楽しみです。
下記のサイトにこの情報をアップしました。興味のある人はアクセスしてくださいね。
http://www.tomo-corp.com/?p=626
7月25日から、「うねざき式」 英語講座は約1カ月、夏休みとなります。
この期間を利用して、全10回のセミナーを開催します。
「音声強化」「リーディング」「リスニング」「通訳技術」などのセミナーを行います。
夏の間に、英語力を強化したい!と思っている方は、どしどし参加ください。
ところで、「英会話」 と 「英語力」 の違いについて話しますね。
「英会話教材をたくさんやってきたけれど、英会話力がつかない」 という声をよく聞きます。
「そうでしょうね」 というと、皆さんぎょっとするのですが、こういうことです。
大人が、英会話力を独学で伸ばすのはとても難しいのです。
でも、英語力は伸ばすことができます。大人でも、独学でも。
私は英会話と英語力を区別しています。
一般に、英会話を訓練すると英語力がつき、リスニング力やリーディング力、プレゼンテーション力が伸びると思われていますが、私はそうは思いません。
英会話の先に英語力があるのではなく、この二つは全く違うものだと思います。
英会話と英語力強化は、その方法も目的も、そして効果もまったく違うと思っています。
「うねざき式」 英語力強化法は、英語力を伸ばす訓練法です。
英語力がつくと、ナチュラルスピードのリスニングができ、英字新聞や専門書が読め、プレゼンテーションができるようになります。英会話もある程度対応できるようになります。
ぽんぽんと弾むような会話を目指している人は、英会話の訓練を受けると良いと思います。
ゆっくり、自分の意見を言いたいという人は、英語力を強化することをお勧めします。
発音の基礎や、リーディングを読むポイントを身につけると、後は、ニュースを聞いたり、ドラマを見たり、英字新聞や専門書を読むことで、独学で英語力を強化することが可能です。
英語力強化は大人に適した訓練法です。
「60歳の私にも英語力はつくでしょうか?」 ともよく聞かれます。
11歳くらいまでの脳は何でも吸収するスポンジ状。
12歳から19歳くらいは、それなりに 「意味」 が分からなくても、覚えていくことができるようです。
それが、20歳をこえた頃から、「意味」 が分からないことは覚えられない頭になるように思います。
でも、その 「意味」 さえ分かれば、覚えていくことが可能です。
規則性が理解できると、英語が楽しくなります。
私はリプロダクション (英語を英語のまま同じようにリピートする) の重要性がピンと来ず、10年くらい前まで、リプロダクションが苦手でした。
でも、その重要性が分かり、コツがつかめたら、英語を英語のままでリピートするのがぐっと楽になりました。
これまでの経験から、20歳でも60歳でも、大人の頭はあまり変わらないと思っています。
何歳でもはじめられますよ。
- 祇園祭に京都の底力をずしんと感じる
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2013.07.15 Monday
こんにちは。eikoです。
今日は暑ーい。
7月13日に鹿児島ラ・サール学園同窓会大阪支部の方に声をかけてもらい、このブログの副題である、「敗者復活の英語力」 というレクチャーをさせてもらいました。
参加してくださった100名のみなさん。あたたかいリスポンス、ありがとうございます。
皆さんの爽やかな知性のオーラにくらくらしました。
それで、ちょっと足を延ばして、14日と15日は四条通リ近くに建てられている33の山と鉾を見に行きました。
14日は夜に訪れたので、それは賑やかでした。14日・15日・16日の夜は 「宵山」 とよばれ、どっと人が繰り出すのです。
15日にもまた、山と鉾を見に四条通りかいわいを歩きまわりました。
私が一番好きだったのは蟷螂山 (とうろうやま) です。
「蟷螂」 とはカマキリのこと。この山の上には鮮やかな緑色のカマキリが鎮座しています。
そして、カマキリのからくりおみくじを行っているので、昼も夜も長い行列ができていました。
くるくると回り続ける働きものです。
7月17日は山鉾巡行です。
毎年、山と鉾の先頭を飾るのは、「くじ取らず」 で長刀鉾 (なぎなたほこ) と決まっています。
後の32の山と鉾はいくつかを除いて、くじ引きで巡行の順番が決まります。
今年、山で壱番くじをひいた 「郭巨山」 は、「壱番」「壱番」の声が響いていました。
祇園祭をちょっと見ただけですが、京都の底力をずっしりと感じました。
さすがです。
- 耳・脳・手を同時に動かしてリスにングすると、聞こえ方が変わります
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2013.07.11 Thursday
こんにちは。eikoです。
今日も晴れ。気持ちがすきっとします。
さて、このところ、リスニング時に、メモとりを必須としたリスニングを行っています。
想像以上の効果が現れて驚いています。
通訳者を目指す人以外はメモとりはそんなに重要ではない、と思っていましたが、これは間違いだと気がつきました。
というのは、メモをとりながら、リスニングすると、頭があまり疲れないんです。
もちろん、ぼーとリスニングする時のことではありません。その時は何もせずにぼーと聞くのが一番です。
商談や、交渉、通訳時や、試験など。しっかりと聞かないといけないという場合の話です。
長い文章を聞いて、それをできるだけ正確に頭に残そうとすると、脳に負担がかかるらしく、頭が痛くなったりします。
それが、効果的にメモとりを行う場合は、耳を動かし、脳を動かし、手を動かすことで、全体の運動となり、頭だけに負担がかからないんですね。
ただ、メモのとり方にポイントがあります。
数語遅れて、重要だと思うところをすっと短くメモとりします。
やみくもに聞こえた音をメモしても、情報は頭に残りません。
ここにちょっとしたコツがあるのですが、このポイントを押さえると、みなさん、目が輝いてきます。
リスイングにいい感じでスイッチが入るんですね。
全体を使ったリスニングなので、「アクティブリスニング」 と名づけました。
楽しいですよ。
- 広島に咲く白いキョウチクトウ
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2013.07.10 Wednesday
こんにちは。eikoです。
昨日、平和公園に行ったら、白いキョウチクトウが見事に咲いていました。
この花を見ると、ハワイを思い浮かべます。ハワイの人たちから贈られたと聞いたことがあります。
キョウチクトウは 「広島市の花」 です。ちなみに 「広島市の木」 はクスノキ。
ほとんどのキョウチクトウは、赤い八重の花ですが、ところどころに白い一重のキョウチクトウが咲いています。
いろいろと調べて、1つ素敵なサイトにたどり着きました。
http://blog.goo.ne.jp/0406tyosimura/e/3627ba4121938c019a353ac4a32d3848?st=0
「蝶よはなこの日記」 からの引用です。
広島市「緑化の年表」によると・・・
昭和36年 ハワイより白い花の キヨウチクトウが 400本贈られる。
昭和48年 「広島市の花(キョウチクトウ)」が制定される。
キョウチクトウが1つの例ですが、広島とハワイの結びつきは深いのです。