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『告白』(井口俊秀著)は 『マーメイド』 とペアの本です
こんにちは。eikoです。
今日も曇りのようですね。

昨日、『告白』(井口俊英著 文藝春秋)を読み終えました。

数週間前に、週刊文春のコラムで紹介されていた本で、『マーメイド』(井口明美著)とペアというべき本です。

『マーメイド』が460ページ、この『告白』が約320ページです。

どちらもかなり分厚い本ですが、臨場感があるので、一気に読みたくなります。


1995年、大和銀行ニューヨーク支店での巨額損失事件の当事者とその妻の書いた本です。

アメリカと日本の文化の違いを知るのに最適な本だと思いました。


特に『マーメイド』の方は、幸せが男女の一人が突然逮捕され、その後の展開にもう一人が翻弄されるという話です。

手に汗を握る展開の連続。

引き込まれました。

author:eiko, category:本の紹介, 06:50
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縮景園の梅が見頃です
こんにちは。eikoです。
このところ、暖かい日が続きますね。

昨日、縮景園に梅を見に行きました。



2月になると、縮景園の梅が咲き始めるので、猛烈に「行きたい!」と思うようになります。

「梅派」と「桜派」があるとしたら、私は断然、「梅派」です。

その可憐なたたずまい、その香り。冬の寒さの中に花を開き始めるのも素敵。


昨日は、まだ松の木に「こも巻き」がしてありました。

昨年、縮景園で梅を見た時は「こも」がはずしてありました。

啓蟄(けいちつ)の後に、昨年は縮景園に行ったのですね。

というのは、松の「こも巻き」は立冬(11月8日前後)に始まって、啓蟄(3月6日前後)に外すことが多いからです。


今日、一緒に歩いた人は「こも巻き」のことにとても興味を示していました。

得意そうに話す私。

植物のことは、あまりよく知らないんですけどね。





 
author:eiko, category:花や木, 06:48
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ピーター・バラカンさんの発音についての本が楽しい

こんにちは。eikoです。

今日は暖かそうです。
 

先日、ピーター・バラカンさんが『猿はマンキ お金はマニ 日本人のための英語発音ルール』という本を出していることを知りました。


ピーター・バラカンさんはNHKの番組「Begin Japanology」のアンカーパーソンで、私はこの番組が大好き。バラカンさんのファンです。


30年間、日本に住んでいるバラカンさんは日本人のカタカナ英語が聞き取れるのですが、番組で日本人のスピーカーの英語を放送しようとすると、時に発音が正確でないため、放送で伝わらないことが何度かあったそうです。


その場合、バラカンさんが言い換えて、英語圏の視聴者に伝わるようにしていたのですが、スピーカーに失礼なので、困っていたようです。


そこで、やはり日本人の発音をどうにかしたい!と思って、立ちあがって書いたのがこの本です。


ちょっとばらばらした内容で、一度読んだだけだと分かりにくいのですが、二度読むと、バラカンさんの言いたいことがよく分かりました。


発音や英語にに自信がない人が読むと、さらに英語が怖くなるかもしれないので、ある程度英語力のある人が読んだ方がいいなあ、という印象です。


いくつか紹介されている事例はとても腑に落ちるものばかりで、何度か読みながら爆笑しました。


author:eiko, category:本の紹介, 06:54
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日本酒とフランス料理のマリアージュ
こんにちは。eikoです。

少しずつ暖かくなってきましたね。
 

数日前、老舗の酒販店である「大和屋酒舗」の大山店長に誘ってもらって、日本酒とフレンチのマリアージュを楽しむ食事会に参加しました。


フランス料理が5品。それに合う日本酒が5種用意されていました。
 

私は広島のお酒しかほとんど飲まないので、供されたお酒は全く知らないものばかりでした。


長野、秋田や三重など全国の人気のお酒をいただきました。


一番目に供された日本酒「佐久乃花 純吟 直汲み」は蔵本でそのまま出来たてのお酒をいただいたような味わいでした。


通常、日本酒は2回「火入れ」をするのだそうですが、この酒は全く火入れをされていない「生」のお酒でした。

1回だけ火入れする酒を「生詰め」とか「生貯蔵」ということは聞いたことがありましたが、それと「生酒」の違いが分からずに混乱していましたが、今回ようやく違いが分かるようになりました。(一般に「生」として流通している酒は「生貯蔵」が多いように思います)


この「佐久乃花 純吟 直汲み」をちょっと冷やしていただいたのですが、爽やかな味わいでした。おいしかったです。

後、印象に残ったのは最後に供された「玉川 タイムマシン」です。京都の木下酒造のお酒です。

ここの杜氏さんはイギリス人。以前、「Begin Japanology」で紹介されました。全国で、外国人の杜氏の方は数人しかいないそうです。


ちなみに日本酒に比べて、ワインの酸度は5倍なんだそうです。

それで、ワインは、一口料理を食べた後、口に含むとにレモンをきゅっと口に含んだような感じとなるそうです。

それに対して、日本酒はまず、料理の前に一口飲み、料理を食べながら一口飲み、そして料理を食べた後にも一口飲むと、料理の味が引き立つそうです。

それぞれ「先手飲み(酒)」「実食(料理)」「後詰め(酒)」と呼ぶそうで、将棋や碁のようですね。

大山さんと上瀬さんの解説も興味深く、日本酒好きにはとてもありがたい会でした。

それに参加者の会話も楽しくて、気持ち良い会でした。参加させてもらって良かったです。



このずらっと並んだグラスは壮観でしょう。

author:eiko, category:日本酒・水, 07:50
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英検1級レベルとなったら、どうやって英語力を強化するか?

こんにちは。eikoです。
昨日は少し暖かかったですね。今日もそうかしら。

4月から新学期や新年度となるので、英語力を強化したいという声をよく聞きます。

TOEIC600点から800点くらいの方には、「英語基盤」を作るのが一番と答えます。

英語の発音とリズムを確実にして、通訳技法である「サイトラ」「シャドーイング」「リプロダクション」のスキルを身につけるとナチュラルスピードの英語が聞こえてきます。英字新聞や英語の本が読めます。

この基礎となる英語力を私は「英語基盤」と呼んでいます。

これを身につけるのが絶対必要。


では、その「英語基盤」が身について、TOEICは900点以上だし、英検1級も持っているか、もう少しのところにいるという人はどうやって英語力を強化したらいいでしょうか?

「そこまでの英語力がある人が、まだ英語力強化をする必要があるの?」と思った人も多いでしょうね。

ところが、英語の道はまだまだ続くのです。

もちろん、英検1級やTOEIC900点以上の人で英語力が英語ネイティブ並みという人もいます。

でも、多くの場合、まだまだなんです。私もその一人。


さて、こういった人の英語力強化には何が有効か?

いろいろ考えて、指導してきて、ある結論に達しました。

英語の訳出訓練がいいです。通訳の訓練ですね。

英語の文を聞いて、それを日本語に訳出する。ただし、日本語が言えるだけではなくて、聞いた英語の文をそのまま英語で言えるかどうか(リプロダクション)もチェックします。


英語は英語のまま聞いてそのまま理解し、英語のまま読んでそのまま理解するのが大切です。この作業は自宅でどんどん行ってください。

英字新聞を読んだり、英語の本を読んだり、英語の映画を見たり、英語のドラマを見たり、英語のニュースを聞いたり、いろいろ、好きな方法をどうぞ。

そして、月に2回くらい、英日通訳訓練をして、しっかりと理解できているかどうかをチェックすると英語力はさらに伸びます。


私は通訳技法である程度の英語力を築くことができました。帰国子女でもない「国内派」の私が英語を使って仕事ができるようになったのは、まさに通訳技法と出会ったおかげであることは間違いありません。

これまで、指導方法で迷いもありましたが、基本に戻って、「高いレベルの英語力強化には通訳技法が有効」と考えるようになりました。

通訳トレーニングはゲーム性があるので、教える方も、受ける方も楽しいし、実際にとても効果があるのです。




author:eiko, category:英語スキル, 10:16
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広島土産に 「はっさくゼリー」 がお勧めです

こんにちは。eikoです。
今日も寒いそうですね。(毎日・・・)

昨日の「めざせ!グルメスター」というNHKBSプレミアムの番組のテーマは「三次辛麺焼」。

付随情報として、広島県が銀座に持っているアンテナショップ「TAU」の売れ筋ベストテンを発表していました。

ベスト3は、「3位 たこせんべい」「2位 カキのオイル漬け」そして、「1位 因島のはっさくゼリー」でした。

この「因島(いんのしま)のはっさくゼリー」は本当においしいんです!
http://www.tau-hiroshima.jp/product/894

東京在住の人は、銀座のTAU (「たう」というのは広島弁で「手が届く」という意味です)で買ってみてね。

はっさくの苦みが絶妙です。

広島に旅行に来る人は、広島駅でも宮島桟橋でも「はっさくゼリー」を購入できます。リーズナブルですよ。

一度見たら忘れられないインパクトの強いパッケージも素敵。

作っているのは竹原市の忠海(ただのうみ)にある広島県果実農業協同組合。

瀬戸内海のかんきつ栽培・加工の聖地です。アオハタもここにあります。(自慢)



ところで、「TAU」のベストテンに入っていなかったのが、信じられないお土産が1つ。私の一押しです。

「尾道ラーメン」(阿藻珍味 あもちんみ)です。

赤いパッケージのラーメン。

これが抜群においしいんです。広島や福山にお越しの際は、ぜひ!






 

author:eiko, category:広島のうまいもの, 07:18
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「名水博士」 佐々木健さんは現代の魔法使い

こんにちは。eikoです。
今日もとても寒そうです。

昨日の午後、ひろしま通訳・ガイド協会(HIGA)主催の文化講演会で、佐々木健さんが講演を行いました。

佐々木先生は広島国際学院大学の工学部の教授で、「名水博士」として全国の水を愛する人にとても尊敬されています。

私も2000年からのファン。

2000年11月4日、西条で「山づくり、水づくり、酒づくり」シンポジウムが開催され、その時の報告書を今も大切に保管して、佐々木先生の講演記録を読み返しています。



昨日の講演は、「名水と美容と健康 西条の酒はなぜおいしいのか」というかなり欲張りな演題をHIGAが先生にお願いしたのだそうですが、それを90分間の講演で見事に説明してくださいました。

その後の、会員との茶話会の60分でもさらにお話を深めて下さり、まさに夢のような時間。



このブログでも以前紹介しましたが、「名水紀行」は先生の著作の中でも最高の1冊です。

2年前、朝日新聞でこの本が引用されていたのを知り、購入しようとしたら絶版になっていました。でも、古本屋さんでゲットできて、私の大切な蔵書の1つです。

「稀代のコミュニケーター」の一人です。広島の宝ですね。

私の定義する「稀代のコニュニケーター」は、深い専門性を持ち、それを一般の人々に分かりやすいことばで語ることのできる人。まさに、佐々木先生はそういう方です。

ここまで一級の研究者でありながら、一般の人に分かりやすく語れる科学者の方はそうはいないと思います。

さっそく、6月27日にまとめた「稀代のコミュニケーター」一覧に先生の名前を加えました。
(「稀代のコミュニケーター」カテゴリーをクリックするとこの一覧が出てきます)


それに、先生は現代の魔法使いです。水などの環境の声を聞いて、私たちに伝えてくれることができます。

感動!
 

author:eiko, category:日本酒・水, 07:10
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「もみじまんじゅう」 の登場です。

こんにちは。eikoです。
昨日はとても寒かったですね。

「もみじまんじゅう」ファンのみなさん、申し訳ありませんでした。

これまで、「広島のうまいもの」に「もみじまんじゅう」の書き込みをしていなかったのは、eikoの失態です。

広島の銘菓というと「もみじまんじゅう」です。灯台もと暗しです。



さて、「もみじまんじゅう」をどこで買うか?というと、やはり断然、宮島です。

私の好きな「もみじまんじゅう」を言いますね。

「藤い屋」さん・・・焼き立ての「こしあん」が美味しい。皮がパリッとしています。
表参道商店街側の店頭では、100円でお茶ともみじまんじゅうを頂けます。「こしあん」は必ず、焼き立てを出してくださいます。

喫茶をするなら、海側の「藤い屋 喫茶室」が良いですよ。コーヒーセットが500円。緑茶とセットで200円。格安ですよね。こちらも「こしあん」がいいですね。


「菓子処きむら」さん・・・シフォンケーキのような皮が特徴です。リンゴをソテーしてワインで炊き上げた「アップル」が一押しです。お茶を出してもらえるので、お店で楽しめます。表参道商店街にあります。


「ミヤトヨ」さん・・・・甘さを抑えた「チーズ」が一番人気。大人の味です。「手焼きもみじまんじゅう」のお店です。お茶を出してもらえるので、お店で楽しめます。表参道商店街に入る手前のお店です。


「山田屋」さん・・・・いろいろな味のもみじまんじゅうが楽しめます。表参道商店街に入ってすぐのお店です。予約すると自分で「手焼きもみじ」を作ることができます。店頭で焼き立てのもみじまんじゅう2個とコーヒーのセットを300円で楽しめます。


「宮島伝統産業会館 みやじまん」さん・・・予約すると、1時間で「もみじまんじゅう手焼き体験」を行うことができます。735円。一度、留学生20名くらいでこの体験を行いました。
とても楽しい。出来たてはおいしい。お勧めです。


宮島に行ったら、お土産に買うだけではなくて、ぜひ、焼き立てのもみじまんじゅうを食べてくださいね。これも大切な宮島体験です。






 

author:eiko, category:広島のうまいもの, 07:38
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広島でうどんと言えば 「ちから」 です

こんにちは。eikoです。
今日からまた冷え込むそうですね。

「広島のうまいもの」ファンの皆さま、お待たせしました。

今回は「ちから」です。

広島の昼食というと、お好み焼きと「ちから」のうどんです。

私は「ちから」の肉うどんが好きで、お店でも食べるし、よく持ち帰りパックを買って、家で食べています。

ちょっと甘口のだしがおいしい。

そして、うどんに加えて、赤飯、おはぎなどを選ぶのが楽しい。

昨日の昼食は、肉うどんの持ち帰りパックと桜餅。

それまで、ちょっと気の張る就業をしていたので、自宅でのんびり食べる「ちから」の肉うどんは最高。その後、録画したテレビ番組を見て、桜餅とお茶。

ああ、幸せ。



この写真は「ちから」の本通り店。

この頃では、店頭に英語と韓国語のメニュー表記が置かれています。

嬉しいです。

author:eiko, category:広島のうまいもの, 07:00
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倉敷を観光するなら、平翠軒がお勧めです

こんにちは。eikoです。
今日は雨ようですね。

数日前、倉敷を訪ねました。

倉敷というと美観地区。

こちらは1979年に重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に指定されました。現在では重伝建は全国で100以上あります。

その中で、「美観地区」という名前をつけて、観光地として大成功をおさめている倉敷はお見事です。

「重伝建」とか「保存地区」とかよりネーミングがいいですよね。

さて、その美観地区というと、大原美術館などのある水路沿いの一角だけと思っている人が多いですが(私もそうでした)、本町・東町という地区も美観地区内なんです。

水路側の1つ外側の道です。

こちらが趣があります。いい感じです。

そして、本町を歩くなら、ぜひ平翠軒(へいすいけん)を訪ねることをお勧めします。

森田酒造さんが開いている「おいしいものブティック」。どれもおいしそうです。
http://www.heisuiken.co.jp/

このマークが目印です。



 

author:eiko, category:観光地の紹介, 06:00
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