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日本酒への誤解がようやく解けてきた感じ

こんにちは。

 

昨日に続いて、日本酒のことです。

 

ここ10年間くらい、ようやく日本酒に対する「3つの誤解」が解けて来たように思います。

 

誤解その1。日本酒は悪酔いする。翌日の二日酔いがひどい。

 

誤解その2。おいしくない。

 

誤解その3。日本酒は中年男性の飲み物。

 

 

確かに、品質の良くない日本酒を飲むと、悪酔いして、ひどい二日酔いになります。でも、純米酒などの上質な酒を飲む場合は悪酔いしません。翌日、二日酔いで苦しむこともありません。

 

「日本酒は美味しくない」と思っている人が多い。これも品質の良くない日本酒を飲んだ人の感想です。現在、7割くらいがいわゆる「普通酒」、3割くらいが「特定名称酒」、つまり上質な酒です。後者の割合が年々伸びています。

 

この「特定名称酒」(純米酒、吟醸など6つあります)を英語では「premium sake」と呼びます。こちらのお酒は確かに「普通酒」より値段が高い。でも品質が安定しています。

 

「普通酒」には値段が安くかつ品質の良いものもあります。でも、そうでないものもあります。おいしいかというと、そうでもないものが多い。

 

酒を誤解している人に「あれ?」と思ってもらうには、やはり「純米酒」や「純米吟醸」「純米大吟醸」をお勧めしたい。

 

 

英語圏の人で、以前 sake を飲んだけれど、味も香りも「petro」だったという人に時々出会います。

 

「petro」とは「石油」という意味。どのくらい美味しくないと思っているかが、このことばで分かりますよね。

 

 

日本酒は「中年男性の飲み物」と思っている若者や女性は多い。

 

それは、その人たちがはじめて酒に出会うのが会社の忘年会だったりして、そこで飲むのは一般的に「普通酒」なので、「この飲み物のどこが美味しいんだろう」と感じるからだと思います。不幸な出会いですね。

 

 

でも、このところ、海外の人も、日本人の若者も、女性も、そして中年男性も日本酒のおいしさに気がついて来たようです。

 

うれし涙。

 

 

 

 

それと、「酒は辛口が良い」とか「やはり米は山田錦でないと」とか「精米歩合35が良い」とか「大吟醸に限る」とか、飲む前に「偏見」を持っているのは残念ですね。

 

 

 

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:49
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美味しい純米酒に心も体も癒されます

こんにちは。

 

日々の生活でストレスがたまった時に、あなたはどうしていますか?

 

私は上質な小説やドラマを見るのが1つのストレス解消法。「アメトーク」などの笑いも効果的。

 

中島京子さんの『小さいおうち』を読んだとき、「こういう物語が読みたかった」と思いました。平岩弓枝さんの時代小説を読んでも頭に糖分が届いているような安らぎを感じます。

 

 

もう1つは、上質なお菓子を食べ、食事をし、上質な日本酒を飲むことです。

 

このところ気を使う仕事が続いていたので、昨日は「和牛のしゃぶしゃぶ」にしました。

 

とてもおいしく出来て、卵を落としたおじやも最高でした。

 

そして、上質な日本酒です。

 

 

ちょうど、自宅に賀茂泉の「造賀」(ぞうか)があったので、それをぬる燗にしていただきました。

 

いつもは常温だけど、昨日はぬる燗。これが良かった。心も体もほっこりしました。

 

「造賀」は西条の近くに「造賀地区」という集落があり、そこでとれた山田錦で仕込んだ純米酒です。

 

上質です。

 

昨日の夕食には満足しました。

 

 

西条で購入した1合とっくりにお酒を注ぎます。それを小鍋に湯を入れたものの中に「どぼん」と数分間つけて温めます。レンジで加熱するより時間がかかりますが、こちらの方がやっぱり美味しい。

 

日本酒は原酒だとアルコール度数が20度くらいになるそうです。それを加水調整してアルコール度数を低めています。

20年くらい前は18度が主流だったと思います。この頃は16度や15度をよく見かけます。「造賀」はアルコール度数15度です。飲みやすい度数です。

 

一方ワインは主流が12度だったようですが、14度くらいもあるそうで、ワインと日本酒のアルコール度数が接近しています。これが、酒が世界で認知され、愛されるようになった1つのポイントなのだと思います。

 

同じ「醸造酒」ですが、日本酒とワインの大きな違いは何かというと、「酸度」です。日本酒の酸度はワインよりぐっと低いんですね。

 

author:eiko, category:日本酒・水, 05:20
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「広島県立美術館ベストセレクション展」は見応えあり

こんにちは。

 

先日、広島県立美術館に行きました。

 

リニューアル・オープン20周年記念として、常設展示が「広島県立美術館ベストセレクション展」となっていました。

 

県立美術館には約4800点の収蔵品があるのだそうですが、その中のベストが展示されているので、見応えがありました。

 

私は広島県の向原出身の画家、和高節二(わだか・せつじ)の絵が好き。

 

以前、和高節二の親戚の方から1冊の本をいただきました。

 

『野に生きる・されどその名は画家 日本画家和高節二の生涯』(和高伸二著)

 

その表紙に描かれている「村の子供」という大きな作品を今回見ることが出来ました。

 

とても素敵な絵画です。

 

この少年と少女の表情。引き込まれます。

 

 

 

それに、平山郁夫の「広島生変図」(ひろしましょうへんず)も展示されていました。

 

真っ赤な炎に包まれた広島の街を不動明王が眺めているというとてもシンボリックな画です。

 

広島平和記念資料館の地階に大きな陶壁画が掲げてあるので、この作品を見たことのある人は多いと思います。

 

原画は広島県立美術館が収蔵していて、毎年、夏の2ヶ月だけ展示されます。

 

その「広島生変図」が今の時期に展示されているのです。

 

この絵を見るためにこのベストセレクション展に行く価値があります。

 

 

ところで、今回、いくつかの絵画の説明書きにカメラのマークがあり「No Flash」と書かれていることに気がつきました。

 

「フラッシュはだめだけど、写真撮影はOKということ?」と思い、係の方に聞くと、そうでした。

 

よく海外の方が「この頃は多くの美術館で展示作品の写真撮影が出来るのに、日本はどこでも出来ないのはなぜか?」とおっしゃいます。

 

「美術品の展示物を写真撮影しても良い」というのがトレンドなんでしょうね。びっくりです。広島県立美術館のこのマークもそのトレンドの一環でしょうか。

 

 

どれでも写真撮影可とはなっていないのですが、上の「宮島図」は写真撮影可でした。竹内栖鳳(たけうち・せいほう)の屏風絵も同じく写真撮影可。

 

さっき紹介した「村の子供」や「広島生変図」は写真撮影不可でした。

 

 

ただ、私は写真撮影可の流れは残念です。

 

スマホで写真撮影すると「カシャ」という音がします。この「カシャ」を時々耳にしながら作品を見るのは変な感じです。

 

これも時代の流れでしょうか。

 

 

気を取り直して、もう一度言いますね。

 

広島県立美術館ベストセレクション展」は見応えがあります。

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:17
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晩秋の縮景園が美しい

こんにちは。

 

11月25日に縮景園を訪ねました。

 

11月19日から11月30日まで縮景園では「もみじまつり」を開催中です。

 

もう遅いかなあと思ったのですが、25日の縮景園は紅葉が美しかったです。

 

 

1月になると、梅の開花が待ちどおしい縮景園。

 

3月から4月にかけては桜が美しい。

 

そして、「こも巻き」をした松が印象的な、秋から冬にかけての縮景園が魅力的です。

 

これまで、縮景園の紅葉は私の中では結び付いていませんでしたが、縮景園の紅葉も見事なのだと今年初めて気がつきました。

 

一年間を通して、ずっと縮景園は広島市民の宝です。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:花や木, 05:30
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11月の果物というと「ふゆ柿」です

こんにちは。

 

東京では11月24日に雪が降ったのですね。

 

広島はまだあまり寒さを感じませんが、この週末からぐっと冷え込むと言うので、ちょっと警戒。

 

この時期、紅葉が終盤に差し掛かっている感じ。

 

街で見かける紅葉というと、紅葉、イチョウそれに柿の葉です。

 

この柿の葉っぱは家の近くのアパートの敷地内で見かけました。風情があります。

 

柿というと、紅葉も素敵ですが、「ふゆ柿」はあまり果物の種類のない今の時期に貴重な果物。

 

ほのかな甘さが「あまざけ」にも通じて、大好き。

 

この艶艶とした柿色の見事なこと。近所でもらった柿なので、形はよくないのですが、味はいいんです。

 

もう少しで「ふゆ柿」のシーズンが終わるので、今のうちに毎日食べておかないとね。

 

author:eiko, category:花や木, 05:03
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広島県は神楽が盛んなんですよ

こんにちは。

 

先週の日曜日、旧日本銀行広島支店で「ひろしま夜神楽」が開催されました。

 

 

広島在住の外国人と通訳案内士の100名が、安芸太田町の津浪神楽団による「八岐大蛇(やまたのおろち)」の神楽を見せてもらいました。

 

迫力満点の神楽に40分間があっという間に感じられました。

 

 

広島県は県北を中心として神楽が盛んです。現在、200もの神楽団があるそうです。

 

以前は女性は神楽を舞ったり、囃子方になることが出来なかったのですが、今では多くの神楽団に女性団員の存在は欠かせません。

 

 

11月30日には、NHKBSプレミアムで夜10時から「舞え!Kagura姫」が放送されます。

http://www.nhk.or.jp/hiroshima/kagurahime/

 

今から楽しみです。

 

番組録画をセットしました。

author:eiko, category:観光地の紹介, 08:01
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「品詞」の理解は英語の文章を組み立てるヒントになります

こんにちは。

 

以前、『ビリギャル』を読んでいて、いくつか印象に残る言葉がありました。

 

その中に「品詞の重要性」を述べた言葉もありました。

 

私はこの点に大きく共感しました。

 

確かに、英語力を伸ばすために「品詞」の理解が重要です。

 

ただし、それを「いつ」行うかの見極めが必要です。

 

まだ、英文をたくさん読んでいない時に、文法の1つとして品詞の話しをしても、英語への苦手意識を増すことになっても、英語力を伸ばすための助けとはならないからです。

 

ある程度、英語の文構造が分かってから品詞を理解するのが良いのだと思います。

 

どうやったら英語の文構造が分かるか?

 

それは、英文を「サイトラ」で読むことを身につけるのが一番です。

 

 

品詞が分かってくると、霧が晴れるような感じとなります。

author:eiko, category:英語スキル, 05:58
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この時期、ツワブキに生命力を感じます

こんにちは。

 

紅葉のこの時期、時の移ろいやはかなさを感じることが多いです。

 

そんな、自然の中で、生命力を感じるのがツワブキです。

 

肉厚で濃い緑の葉っぱ、鮮やかな黄色い花。

 

ツワブキを見かけると、エネルギーが入ってくるように感じます。

 

 

 

 

author:eiko, category:花や木, 05:49
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ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」にくらくらする

こんにちは。

 

週末、撮りためていたテレビ番組をたくさん見ました。

 

この秋から始まったTBSのドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」があり、第1話から6話までを録画していました。

 

疲れている時には、「アメトーク」を見るか、素敵なドラマを見ると疲労回復します。

 

上質な小説を読むのもそうです。

 

美味しいお菓子をゆっくりと食べているような喜び。

 

 

いつも素敵なドラマに出会うことを楽しみにしているのですが、なかなかそうもいきません。

 

それが、今回、「逃げるは恥だが役に立つ」(略称:逃げ恥)を見て、びっくり。

 

こういうドラマが見たかったんです。

 

 

原作者の「海野つなみ」さんに驚き。何とすごい才能の持ち主でしょう。

 

星野源さんをはじめ素晴らしいキャストの皆さんに拍手。

 

その人たちを選んだTBSに拍手。

 

 

コンピューターが発達した現代でも「なぜ人は恋をするのか?」という壮大なテーマを持つ作品です。

 

 

 

ところで、このドラマの出演者と「真田丸」の出演者はかなり重なっています。

 

「真田丸」では、星野源さんは徳川秀忠、藤井隆さんでは佐助、細田善彦さんは北条氏直です。

 

笑っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:映画・TV・CDの紹介, 05:25
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下関市立歴史博物館がオープンしました

こんにちは。

 

11月18日に「下関市立歴史博物館」が開館しました。

http://www.shimohaku.jp/

 

場所は下関市の長府です。

 

以前、長府の功山寺内に「下関市立長府博物館」があったのですが、この博物館を場所を移して、展示スペースも拡大してリニューアルオープンとなりました。

 

場所は功山寺のすぐ近くです。

 

今年の4月に長府博物館の古城春樹さんにお会いした際に、長府博物館が閉館中だったので、どうしたのかと思ったら、下関私立歴史博物館として改装中だと知りました。

 

長府はとても趣のあるところなので、どこか旅行を考えている人は、長府旅行を検討してくださいね。

 

 

幕末、長府藩の果たした役割はとても興味深い。

 

長府藩は萩に本拠を置いていた長州藩の支藩なのですが、本藩とは動きが違うんです。

 

 

ぜひ、近く訪れようとも思います。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:37
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