- イタリア料理店「Polipo」は勢いがある
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2017.06.30 Friday
こんにちは。
昨日の夜から今朝にかけて、広島は大雨と雷で大変でした。
今朝2時過ぎには、携帯電話に緊急情報が入ってくるし。怖かったです。
今日の午前中は、JRの運行などがかなり乱れているようです。
梅雨がもうすぐ終わるのでしょうか。
さて、数日前、昼過ぎに広島駅で仕事が終わって、次の仕事は夕方。
それまでちょっと時間があるので、美味しいものが食べたいと思いました。
それで、ずっと行ってみたかった白島の「Polipo」に行きました。
以前、宮島口にお店があって、美味しいイタリア料理店としてとても評判でした。
それが、1年くらい前に白島に移転。広電の「家庭裁判所前」電停のすぐ近くにあります。
私がぜひ行きたいと思ったのは、数ヶ月くらい前、テレビの情報番組で「ムール貝の食べられるお店」として、紹介されていたからです。
私はムール貝の蒸し煮が大好き。
でも、なかなか食べれる所がなくて。ムール貝の蒸し煮が食べられると聞くと、耳がピクっと動きます。
さて、1時過ぎに一人で「Polipo」に行きました。
マルゲリータのピザとムール貝の蒸し煮を頼みました。
マルゲリータは一人で食べるには大きすぎるのですが、食べきれなかったものは持ち帰りOKでした。ありがたいです。
それで、ムール貝の蒸し煮はひとり分の少なめの量にしてくださいました。こちらもありがたいです。
カウンターに座っていると、ピザ窯にピザ職人の人が黙々とピザを入れたり、取り出したりする様子が見えました。
かっこいいです。
2階もあるそうですが、1階の見えるところは全て席が埋まっていました。女子率100%。あはは。
そんなに値段が高くなく、美味しくて、お店の人が感じ良く、さすが勢いがあると感じました。
- 「ニーバーの祈り」
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2017.06.29 Thursday
こんにちは。
昨日、クロネコヤマトの宅急便の創設者である小倉昌男さんのことを記した本を紹介しました。
その中に、「ニーバーの祈り」という言葉が紹介されています。
以前、どこかで聞いたことがあり、とても印象的な言葉だと思っていました。
「神よ 変えることができるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものを識別する知恵を与えたまえ」
アメリカの神学者であるラインホルド・ニーバーという人の言葉なのだそうです。
作者の森健さんによると、このことばはアメリカ精神医学会の掲げる「十二段階プログラム」という治療プログラムメソッドの言葉として採用されているそうです。
生きていく上で、指針となる言葉ですね。
- 『小倉昌男 祈りと経営』に涙する
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2017.06.28 Wednesday
こんにちは。
数ヶ月前に『小倉昌男 祈りと経営』(森健著)の書評を雑誌で目にしました。
2015年小学館ノンフェクション大賞受賞作品なのだそうです。この本の作者である森健という作家の方の名前ははじめてでした。
とても興味深い内容だったので、図書館で予約申請しました。
それで、1週間前に本が届いたので、週末にかけて読むことにしました。
とても深い内容でした。
最終章になると、涙が出てきました。
小倉昌男さんはクロネコヤマトの宅急便の創設者で、優れた企業人として知られています。
また、数十億円の私財を投じて、福祉財団を設立し、障害者の自立支援を行っている方としても知られています。
その小倉さんの原動力はなんであったのか?
途中で読むことが止められない。そんな1冊でした。
- 旧暦は自然の営みを反映しています
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2017.06.27 Tuesday
こんにちは。
昨日、今年の管絃祭が8月8日に行われることを紹介しました。
昨年は7月20日に管絃祭は行われました。
管絃祭は必ず旧暦の6月17日に行われます。管絃祭の行事が潮の満ち引きに沿って行われるためです。
旧暦は自然の営みを反映しています。
日本で使用されていた旧暦は「太陰暦」と言って、月の満ち欠けを基準としている暦です。
太陰暦では、新月を1日と定め、満月を15日とします。
純粋に月の満ち欠けだけだと、1年が354日となります。
アラブの国々はこの純粋太陰暦を使用しているので、ラマダン(第9の月)は春に行われたり、秋だったりします。
農耕を行う日本では、これでは困ります。
それで、日本は明治の初めまで使用されていたいわゆる「旧暦」は「太陰太陽暦」でした。
約3年に一度、「閏月」(うるうつき)を加えることで、季節の補正を行っているんですね。
昨年の管絃祭は7月20日。今年が8月8日。ということは、この間に「閏月」が加えられていることが想像されました。
それで、調べてみたら、今年の5月は2回ありました。2回目を「閏5月」と呼びます。
旧暦のことを学べば学ぶほど、その仕組みの見事さに感動します。
とても複雑です。「二十四節気」が関係してきて、味わい深い。
天文学が関係しているし。
先人の英知には恐れ入ります。
管絃祭は旧暦の17日に行われるので、ほぼ満月なんですよ。素敵。
- 今年の管絃祭は8月8日(火)です
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2017.06.26 Monday
こんにちは。
夏が近づくと、宮島の管絃祭が気になります。
管絃祭は旧暦の6月17日に行われると決まっています。
それは、この日でないと御座船が夜10時に戻ってこれないからです。
旧暦の6月17日は必ず「大潮」(干満の差がほぼ4メートル)で夜の満潮が10時ごろとなります。
今年の8月8日の汐見表を見ると、大潮、満潮の時刻は22:36、潮位は372cm でした。
完璧ですね。
旧暦の17日というと、ほぼ満月です(旧暦だと15日が満月なんです)
夜10時過ぎ、江波の漕ぎ天満船に先導されて、御座船が還御します。
厳島神社の客神社(まろうどじんじゃ)前の「枡形」というところで、御座船がくるくると円を描くのが管絃祭のハイライトです。
まだ、管絃祭に行ったことがない人は、一度見せてもらうと良いですよ。感動します。
- ジョン・ハーシーの 『ヒロシマ』 は翻訳で読んでもすごい
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2017.06.24 Saturday
こんにちは。
1週間くらい前、平和記念資料館のミュージアム・ショップを覗いていて、ジョン・ハーシーの『ヒロシマ』の日本語版が目に入りました。
それまでも何度も目にしていたのですが、この日、ぜひ購入したいと思いました。
翻訳者は「石川欣一、谷本清、明田川融」さん。出版は法政大学出版局です。
『ヒロシマ』は「20世紀アメリカ・ジャーナリズムの業績トップ100」の第1位に選ばれた、ビュリッツァ賞作家ジョン・ハーシーによる作品です。
これまで、英語版は難易度が高いけれど、挑戦しがいのある本だと人に勧めていました。
それに対して、日本語版は翻訳された文章がかなり読みにくいと思っていました。
でも、それは私の間違いでした。
英語版も素晴らしいけれど、この翻訳版も素晴らしい。
読みにくいというのは、私の思いこみでした。
びっくり。
- この時期はらっきょう
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2017.06.23 Friday
こんにちは。
6月中旬となると、店先で新物のらっきょうが並んでいます。
かなり時間も手間もかかるのですが、私はらっきょうの皮をむいて、下ごしらえをするのが好きです。
出来あがった自分好みの味のらっきょう漬けは美味なので、楽しみながら漬け込み作業を毎年行っています。
今年は、知人から自家農園で収穫したらっきょうをたくさんいただきました。
嬉しい。
このみずみずしいらっきょうの素敵なこと。
ところで、らっきょう漬けのらっきょう酢はどうしているか、です。
7年くらい前のことです。
行きつけの居酒屋のらっきょうが美味しいので、ご主人と女将さんと話をした時に、らっきょう酢のことを聞きました。
それまで、自分でらっきょう酢をつくったらきつい味になるし、市販のらっきょう酢は甘すぎると思っていたからです。
その時、女将さんが「市販のらっきょう酢を自分の好みになるように酢や塩を加えればいいじゃない」と言いました。
なるほど。
それから、市販のらっきょう酢に米酢と唐辛子を加えて好みの味のらっきょうを作っています。
築地と豊洲の市場のことで、小池知事が「アウフヘーベン」と言ったとか。
「アウフヘーベン」とはドイツの哲学者のヘーゲルが弁証法を語る際に使った概念だそうです。
「矛盾するものをさらに高い段階で統一し解決すること」
私はこのらっきょう酢の事例が「アウフヘーベン」だと思いました。
テレビの情報番組では「イチゴ」と「大福」を一緒にした「イチゴ大福」が「アウフヘーベン」の例だと説明していました。
あはは。
- 今の時期の後楽園はハスの花が見頃です
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2017.06.22 Thursday
こんにちは。
6月18日の日曜日に後楽園を訪ねました。
この時期、後楽園はハスの花が見頃です。
まだ、花葉の池(かようのいけ)の「大名ハス」の花は咲いていませんでした。こちらは6月下旬から7月上旬のようです。
それで、もう1つのお目当ての「大賀ハス」(おおがはす)の咲いている「井田」(せいでん)を楽しみに歩いていると、ありました。
可憐なピンク色のハスの花があちらこちらに咲いていました。
この「大賀ハス」は別名を「二千年ハス」と言います。
こちらのハスは島根県の荒神谷遺跡公園から譲り受けたものだそうです。
もともとは、1956年に大賀博士から「大賀ハス」を受け取ったのだそうですが、枯れてしまったのだそうです。
大賀ハスはかなり繊細なんです。
ちなみに、「大賀ハス」は1951年、千葉県の検見川の二千年前の地層から発掘された3粒のハスの種のうちの1粒を植物学者の大賀一郎博士が発芽に成功したものです。すごいですよね。
ちなみに、後楽園の花葉の池近くの説明板には「大名ハス」と書かれているのですが、この池に咲くハスの正式名称は「一天四海」(いってんしかい)というのだそうです。
こちらは葉も花も大ぶりで、気品ある美しさです。
後楽園のホームページを見ると、7月2日(日)に「観蓮節茶会」の催しが紹介されていました。
http://www.okayama-korakuen.jp/2017/01/05/kanrensetsu.pdf
開始時間は朝の4時です。
この日は後楽園は早朝から開園し、入場者は蓮の花が咲くのを愛でるという趣向。
何と優雅な催しでしょう。
素敵ですね。
- 6月18日(日)、広島駅はカープファンがいっぱい
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2017.06.21 Wednesday
こんにちは。
6月18日の日曜日の夕方に広島駅に帰ってきたら、新幹線コンコースにカープのユニフォームを着た人がいっぱい。
この日は交流戦の最終日で、広島東洋カープ vs ソフトバンクホークスのデイゲームが行われていたのでした。
私が広島駅に到着した時は、試合終了から1時間くらいのところだったらしく、わらわらと観客が家に戻っている時間だったんです。
2009年にマツダスタジアムが広島駅近くにオープンして以来、新幹線を利用してカープの試合を見に来ている人の数がぐんと増えています。
新幹線に乗っていると、岡山方面から広島駅に向かう途中にマツダスタジアムが見えるので、「いつかここで試合を見たい!」という気持ちをそそるんでしょうね。
さて、5月28日に広島駅が様変わりしました。
これまで1階にあった在来線の改札口や緑の窓口が2階に移動しています。
2階を歩いていると「ここはどこ?」といった感じになります。
大きな変化の1つは、2階に「南北自由通路」が作られたことです。
これまで、市内電車やバスなどが停まる広島駅の「南口」と新幹線乗車に便利な「新幹線口」とを行き来するには、分かりにくく、通りにくい地下道を通るしかありませんでした。
それが、今では京都駅のような感じ。便利です。
それで、これまで「新幹線口」と呼んでいたところを「北口」と呼ぶことにしたようです。分かりやすいですね。
- 6月17日(土)、瑞風がついに運行開始です
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2017.06.20 Tuesday
こんにちは。
2週間くらい前、岡山駅で宇野へ行く列車を待っていたら、トワイライトエキスプレス「瑞風」の車両が優雅に前を走って行きました。
この日は試運転だったようです。
深みのある緑色の車体はまさにゴージャス。
さて、その「瑞風」(みずかぜ)が6月17日(土)、ついに運行を開始しました。
大阪発で2泊3日の山陰・山陽周遊コースと、1泊2日の山陰(上り)、山陰(下り)、山陽(上り)、山陽(下り)の4コースで、合計5つのコースがあるんだそうです。
10両の車両編成で定員はわずか34名。25万円から125万円というくらくらする価格設定です。
2013年にJR九州が「ななつ星 in 九州」の運行を開始して以来、列車での旅に注目が集まってきていると思います。
ぜひ、「瑞風」「ななつ星」「四季島」の豪華列車は、末永く人気を博してほしいなあと思います。
私もいつか乗ってみたい。
鉄道最高。