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コミュニケーションは楽しい

こんにちは。

 

先日、海外から教育者の方を日本に招いているプログラムの広島訪問時の通訳と通訳ガイドを担当しました。

 

教師の方々と平和公園や宮島をご一緒するのは楽しい。とても関心を持ってくださるからです。

 

これから、関西ではホームステイも体験されるのだそうです。

 

 

それで、ずっと以前のことですが、私とツアーリーダーが一緒のプログラムで、こういうことがありました。

 

 

その1。

 

アメリカ人の先生が、ホームステイ先でトイレに行きたくなった。それで、 I would like to go to bathroom. と言いました。

 

アメリカ人はトイレを bathroom と呼ぶことが多いんです。

 

すると、ホームステイ先の方は、「お風呂に入りたい」と理解しました。それで、Please wait for 30 minutes と言った、という話です。

 

 

その2。

 

コーディネーターにホームステイ先から電話がありました。「家に泊る先生はワテバは食べれると言っている。ワテバとは何でしょうか?」

 

その先生は、I can eat whatever と言っていたのでした。「なんでも食べれますよ」という意味です。

 

 

どちらも、後で、笑いあったそうです。良かった。

 

 

author:eiko, category:英語スキル, 05:03
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「稲荷ようかん」は絶品

こんにちは。

 

この写真は、佐賀県の祐徳稲荷の門前町で買った「稲荷ようかん」です。

 

とてもかわいらしいパッケージですよね。

 

下から、ようかんを少しずつ押し出して、糸で切って食べます。

 

「押出し糸切り 稲荷ようかん」というのが正式名称のようです。

 

100グラム入っていて、250円です。格安です。

 

原材料名が潔いです。「砂糖、飴、小豆、寒天」

 

味ももちろんいいんです。

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:42
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反射炉が幕末の技術力の象徴

こんにちは。

 

6月24日に「肥前さが幕末維新博覧会」に行ってきました。

 

3つの会場があり、メイン会場である「幕末維新記念館」では、主に映像を通じて、幕末の佐賀藩の重要性を説明しています。

 

その際、佐賀藩の技術力の象徴として登場するのが、反射炉。

 

「反射炉」というのは、長距離弾が飛ぶ大砲に欠かせない「鉄」をつくるのに必要な装置です。

 

幕末の日本にこの技術を伝える技術者はいなかったため、江戸幕府も雄藩も、海外の書物に書かれた情報を解読することで反射炉をつくることに躍起となりました。

 

実用化に至ったとして有名なのが、何といっても佐賀藩。

 

佐賀藩の協力で、実際に反射炉をつくることができたと言われているのが、幕府の江川秀龍が韮山に作った反射炉。

 

それに、薩摩藩です。

 

この3か所に、実際に使用された反射炉があると知られています。

 

佐賀藩と薩摩藩はその反射炉が残っていないため、実際に使われた反射炉を見ることができるのは静岡県の韮山です。

 

2015年に「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産となりました。今度、静岡に行く時に、ぜひ訪ねたいと思っています。

 

2015年、萩にある長州藩の反射炉も世界遺産となりました。ただ、こちらは実際には使用されなかったといわれています。

 

それで、この萩の反射炉を加えて、よく知られているのはこの4か所です。

 

 

ところが、2月に鳥取県の国際化プログラムである会場に行った際に、「武信佐五右衛門と潤太郎 日本近代化の先駆けと大山信仰」という講演会のポスターを目にしました。

 

そこに、「鳥取藩が反射炉を作った」と書いてありました。驚きました。

 

鳥取藩が反射炉を持っていたなんて聞いたことがなかったので、即、調べてみると、実際に50の大砲を作った鉄を生みだしたというのです。

 

「六尾反射炉跡」というサイトに情報が出ていました。

http://www.e-hokuei.net/2164.htm

 

鳥取藩は財政が厳しかったので、財源も技術も民間人が出しているというのもすごい。その技術をリードしたのが、武信潤太郎という人です。

 

鳥取県でこの人物を知ってもらおうという動きがあるのは、とても良いことだと思いました。

 

今週末、鳥取県に行くので、ぜひ、北栄町にあるこの反射炉跡を訪ねたいと思います。

 

出来れば、講演会で潤太郎さんのことを紹介した際の資料が読みたい。潤太郎さんに詳しい人の話しが聞きたい。

 

北栄みらい伝承館に行かなくちゃ。

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:59
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佐賀情報第3弾。佐賀の魅力を伝えたい

こんにちは。

 

今日は、佐賀情報の第3弾です。

 

これまで2日間に「佐賀の酒」「佐賀の器」「佐賀の茶」を紹介しました。

 

今日は、「佐賀の歴史文化」「佐賀の食」「佐賀の人柄」を紹介します。

 

まず、歴史文化です。

 

今年の3月から来年の1月にかけて、「肥前さが幕末維新博覧会」が開催されています。

 

今年は明治維新から150年の年。「薩長土肥」と言われた雄藩の1つである「肥前藩」の幕末と明治の歴史がこの博覧会で紹介されています。

 

子供にも大人にも分かりやすい内容です。歴史好きの方にはお勧めです。

 

会場近くの道には25体の偉人モニュメントが作られています。

 

最も尊敬されているのは幕末の藩主である鍋島直正公。大隈重信、江藤新平などが七賢人としてフィーチャーされています。

 

 

会場のすぐ近くに「佐賀城本丸歴史館」があります。佐賀城内のこちらの施設もお勧めです。敷地内には、幕末、肥前藩の象徴である「アームストロング砲」が置かれています。

 

 

次に紹介するのは「祐徳稲荷神社」。

 

 

地元の人と話をしていた時、「祐徳稲荷神社」がとても重要なことを知りました。

 

訪れた瞬間、清々しい気を感じました。運気が上がる素敵な空間です。

 

佐賀市内から祐徳稲荷神社のある鹿島市まで約1時間。田や畑が広がり、有明海も眺め、佐賀の自然を満喫できます。

 

 

 

「佐賀の食」。

 

酒や茶、佐賀牛が絶品です。呼子のイカもすごい。そして、有明海の幸。

 

まず、「むつごろう」を甘辛く煮た煮つけ。

 

 

見た目のインパクトが半端でない「ワラスボ」の干物。

 

 

他にも「ウミタケ」という貝も迫力がありました。

 

私の一押しは「竹崎ガニ」です。

 

ワタリガニです。ずっと食べたかった。太良(たら)という地域に行かないと食べられないことが多いのですが、今回は佐賀市内の居酒屋さんで発見。涙。

 

どれも、佐賀の酒に合います。

 

 

 

そして、最後の紹介したいのは「佐賀の人柄」。

 

佐賀はちゃんとしています。上質なんです。

 

食事処でプラスティックの器が出ることはまずありません。

 

佐賀の人が誠実なんですね。

 

 

素敵だと思います。

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:10
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「嬉野茶時」は上質な時の提案です

こんにちは。

 

昨日に続いて、佐賀旅の第2弾です。

 

今回の訪問のハイライトは「嬉野茶時」でした。

 

「嬉野茶時」は、数百年の歴史を持つ「嬉野茶」と「肥前吉田焼」それに「温泉」をスタイリッシュに融合させた上質な時の提案です。

 

詳細は「嬉野茶時」の公式HPを見てください。

 

嬉野温泉の中心街から車で15分くらいのところに、茶畑が広がっています。それは壮観です。

 

その空間で、お茶を頂く。

 

7名の茶農家の方が茶師として参加されます。

 

なんて、贅沢な時間でしょう。

 

私は今回、嬉野温泉の老舗旅館である「大村屋」の北川社長にご一緒して、その空間を見せていただきました。

 

 

その後、茶師の一人であり、うれしの茶生産農家の副島仁さんの自宅を訪ねました。

 

また、2番茶を使って作られる和紅茶の製造の過程も見せていただきました。

 

上質なお茶をつくるには、根気がいる繊細な作業が続きます。それを代々続けていらっしゃる副島さんは誠実なお人柄が姿に現れています。

 

「茶時」の仕組みは、今後、大きく注目されていくのだと確信しました。

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:48
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「ちゃんとしている」佐賀に感動

こんにちは。

 

今日は初夏の感じですね。

 

土曜日と日曜日の2日間、「ゆびコミュ SAGA」を発行しているキャリアサプライの平野さんに、佐賀の一押しポイントを紹介してもらいました。充実した内容で、4泊5日間、佐賀を訪れていたような感覚です。

 

 

まず、訪れたのは、伊万里市にある古伊万里酒造。

 

昨年6月、日本酒のコンクール「Kura Master」が始まりました。

 

このコンクールはフランス人がフランス人のための日本酒を選ぶというのが趣旨です。

 

第1回のコンクールには550銘柄が参加し、32名のフランス人ソムリエたちにより、プラチナ賞・金賞が選ばれました。

 

その時に、天山酒造、古伊万里酒造などの佐賀の酒が上位にずらりと並びました。

 

フランス人が好む日本酒はどんな味なのか知りたく、佐賀の酒蔵を訪れたいと思っていました。

 

 

今回、訪れた古伊万里酒造の蔵元は前田くみ子さん。丁寧に酒造りをしていらっしゃるのが、酒蔵を訪れてすぐに分かりました。

 

2017年Kura Masterで金賞を受賞した「古伊万里 純米吟醸 すみやま」を購入しました。コクのあるお酒です。

 

 

佐賀県酒造組合の「さがの酒蔵」という冊子には26の酒造会社の名前がありました。皆で切磋琢磨している様子が感じられます。

 

夜、居酒屋で飲んだ馬場酒造の「能古見」もびっくりするくらい美味しかったです。人気の酒だそうです。

 

佐賀の酒に大注目です。

 

 

午後は、有田町の幸楽窯へ。

 

こちらは150年続く窯元で、「トレジャーハンティング」という購入方法が観光客に人気です。

 

詳細は、「ゆびコミュ SAGA Vol3」または「ゆびコミュWEB版」を見てください。

 

広大な敷地内に、以前、有田小学校の校舎だった建物を移築して活用しています。味わいがあります。

 

 

こちらはトレジャーハンティングも良いけれど、窯元見学が楽しい。旅館や料亭などで使用されている和食器がどうやって作られているかがよく分かります。体験も楽しそう。

 

 

 

さて、その後は、佐賀県を離れて、有田町のすぐ隣にある長崎県の波佐見町を訪れました。

 

今、波佐見焼がとても人気なのだそうです。

 

「西の原」という人気のスポットがあり、車がずらっと駐車場に並んでいました。勢いがある。

 

以前、窯元だった敷地に、レストランや焼き物のお店、ボルダリングの場などになっています。

 

波佐見焼はスキッとしたデザインで、買いやすい価格。

 

たくさんの人が訪れる理由がよく分かりました。

 

今、有田町と波佐見町は県境を超えて、連携しています。九州旅行を考えている人は、この地域を要チェックです。

 

 

では、ここまでが佐賀情報の第1弾です。

 

明日以降も続きます。

 

 

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:43
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8月11日、「ひろしま盆ダンス」が開催されます

こんにちは。

 

6月16日の中国新聞に、興味深い記事が掲載されました。

 

8月11日(祝)の夜、「ひろしま盆ダンス」が開催されるというニュースです。

 

場所は旧広島市民球場跡地。原爆ドームのすぐ近くです。

 

 

1946年8月7日、復興に向け、中国新聞社主催で「戦災供養盆踊り大会」が開催されました。場所は同じ。当時は神社の跡地でした。

 

今年の夏に開催されるまで、この行事は行われていなかったので、今年の夏が72年ぶりの開催です。

 

 

「盆踊り」といわずに、「盆ダンス」。

 

日系ブラジル人の友人の話だと、ハワイやブラジルでの「盆ダンス」の要素が加わるのだそうです。

 

 

中国新聞の告知文の中にこうあります。

 

「日本の伝統芸能と文化を通して、当時の想いや記憶、歴史を語り継いでいくひろしま盆ダンス」

 

 

楽しみです。

author:eiko, category:観光地の紹介, 05:56
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週刊文春で読みたい本が見つかる幸せ

こんにちは。

 

私は毎週、週刊文春を読んでいます。

 

仕事で緊張した後など、その後に週刊誌を読むのは、ほっとする時間です。

 

いろいろと週刊誌を喫茶店で読みますが、必ず読むのは週刊文春。

 

参考になる記事や楽しい連載コラムが載っていることもあれば、そうでないこともあります。

 

毎回楽しみにしているのは「文春図書館」。

 

ここで教えてもらった名著がたくさんあります。

 

6月21日号では『出会い系サイトで70人と実際あってその人に合いそうな本を勧めまくった一年間のこと』(花田菜々子著)が紹介されていました。ぜひ、読みたい。

 

『Harumu』(栗原はるみ著)は、人気の料理研究家である栗原はるみさんのレシピ集。左ページが日本語、右ページが英語で表記されているそうです。ぜひ、読みたい。

 

連載記事の中で、『ダブル・ファンタジー』(村山由佳著)が紹介されていました。おもしろそう。

 

『佐藤栄作 最長不倒政権への道』(服部龍二著)もそうです。

 

この2冊はさっそく、図書館で予約しました。

 

 

週刊誌を読むと、興味のアンテナがビリビリと震えるコメントや記事に出合えます。すると、そのことを深める情報の宝庫への扉が開く感じがします。

 

世の中にはたくさんの読むべき本があるのだと思います。

 

その本に出合えるきっかけになってくれるので、週刊文春をはじめ、週刊誌は大切。もちろん、新聞やテレビもです。

 

その記事、番組だけで終わると、情報が深まらないので、本を読んで確認する。

 

インターネットのサイトが便利なので、そちらも見ます。でも、それに頼りきりだと、危ないんだろうなあと思います。

 

こういう時代だからこそ、本を読み続けたい。

 

 

ちなみに私が楽しみにしているコラムは3つ。

 

伊集院静さんの「悩むが花」。

 

町山智浩さんの「言霊USA」。

 

池上彰さんの「そこからですか?」。

 

6月21日号の池上さんのコラムのタイトルは「92歳の首相再登板」でした。マレーシアのマハティール首相が返り咲いたのです。

 

少し前にこのことを知ってびっくりしたのですが、池上さんの分析を読むと、その意味合いがはっきりと分かります。毎回、ファクトをベースにした丁寧な分析から、多くのことを学びます。こういう人をジャーナリストを呼ぶんでしょうね。

 

 

それと、もう1つ興味深い記事がありました。

 

この10月から日本テレビ「NEWS ZERO」のキャスターを降板する村尾信尚氏のコメントの中に、「啐啄同機」(そつたくどうき)ということばが使われていました。

 

辞書によると、「啐」はひなが卵の殻を破って出ようとして鳴く声、「啄」は母鳥が殻をつつき割る音」のこと。

 

禅宗で、導く師と修行者の呼吸がぴったりと合うことを意味するそうです。

 

心に残る言葉です。

 

「さいたくどうき」と読むこともあります。佐藤栄作首相は辞任の際にこのことばを発したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:本の紹介, 06:13
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「大迫、半端ないって」は半端ない

こんにちは。

 

6月19日(火)のワールドカップで日本がコロンビアを下しました。

 

この時の大迫勇也選手の活躍はすごかったですね。

 

時々、スタンドが映し出された時に目立ったのが、「大迫半端ないって」のフラッグ。

 

インパクトのあるフレーズに、インパクトのある人の顔。

 

 

この名言が生まれたのは、2009年1月5日に行われた全国高等学校サッカー選手権大会の準々決勝の後です。

 

大迫選手の活躍した鹿児島城西高校と戦って敗れた兵庫県の滝川二高のキャプテンが、「大迫、半端ないって」とロッカールームでチームメートに対して叫んだ様子が、カメラに収められていました。

 

この映像には、当時の監督の「俺、握手してもらったぞ」という発言も入っています。

 

とても素敵な選手であり、監督です。これが、青春ですよね。

 

 

「勝利のためなら何でもあり」というクラブがある中で、こういうチームの存在にほっこりしました。

 

 

ちなみに、2009年1月12日に行われた決勝戦は、大迫選手の鹿児島城西高校と広島県の広島皆実(みなみ)高校との間で行われました。3−2で優勝したのは広島皆実高校です。この敗戦での悔しさが、その後の大迫選手の成長につながったのかあと思っています。

 

 

 

 

 

author:eiko, category:映画・TV・CDの紹介, 05:19
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「西郷どん」の「寺田屋騒動」の回に涙する

こんにちは。

 

私は大河ドラマが大好き。

 

期待がやたら大きいので、その期待に達しない大河ドラマを見ると、失望感が半端ではありません。勝手なファン心理ですね。

 

最近の大河ドラマでは、「真田丸」は1回から最終回まで、それは熱心に見ていました。

 

「花燃ゆ」は興味深い題材なのに、残念だなあと感じました。

 

「龍馬伝」は龍馬が長崎に行くまでが秀逸でした。

 

龍馬と武市半平太、平井収二郎、岡田以蔵、近藤長次郎など悲しい最期を送った若者の思いが丁寧に描かれていて、とても素敵でした。

 

また、他の龍馬の周りの人物、岩崎弥太郎、山内容堂、勝海舟、河田小龍、後藤象二郎、平井加尾も魅力的でした。生き生きと感じられた。

 

脚本の力はすごいですね。演出も。そして、演者がすごい。上記の登場人物を演じた人はどの人も、さすがな役者さんです。

 

 

さて、今回の「西郷どん」です。

 

1862年の京都伏見の船宿「寺田屋」での凄惨な「寺田屋騒動」がどう描かれるのか、幕末歴史ファンはかたずをのんでこの回を待っていたと思います。私もそうです。

 

幼馴染の有馬新七と大山格之助が主君の命により、同士打ちする無念さがどう表現されるのかが気になっていました。

 

西郷吉之助の郷中の仲間である大久保一蔵、大山格之助、村田新八、有馬新七、海江田武次はたびたび登場するのですが、大久保を除いて、印象が薄い。

 

それに、大山格之助を演じる北村有起哉は期待マックスですが、村田、有馬、海江田役の役者さんはピンとこないし。

 

 

でも、やはり脚本家の中園ミホさんはプロ中のプロでした。

 

この「寺田屋騒動」の回(6月17日放送)だけで、とても心に残る温かいドラマを生みだしていました。そして、その後の惨事の悲しいこと。

 

やはり北村有起哉さんは素晴らしかった。有馬新七役の増田修一朗さんも素晴らしかった。

 

今、思い出しても、涙が出ます。

 

 

さて、その後の歴史です。

 

この凄惨な現場に、「信吾」と呼ばれている西郷従道がいました。この兄弟は15才も年が離れているんですね。この時はまだ19歳。それと、後の陸軍大将の大山巌もいました。西郷の従弟だそうです。この時は20歳。彼らは謹慎ですんでいます。

 

 

大山格之助は私がずっと気になっている人物です。その後、名前を大山綱良と変えています。

 

まず、今回の寺田屋騒動では薩摩藩から送られた藩士。つらい立場です。

 

戊辰戦争では、官軍の下参謀(実質的な司令官)として東北に赴きます。長州から送られたもう一人の下参謀の世良修蔵は大変な目にあっていますが、大山はその任務を大きなトラブルなく果たしています。

 

西南戦争では、西郷に従いませんでした。明治政府から派遣された鹿児島県令(知事)となって、鹿児島にいました。しかし、敵対するはずの西郷に支援して、その後、明治政府によって斬首されているんです。

 

とても複雑な人生を送った人です。

 

 

これからも「西郷どん」から目が離せません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

author:eiko, category:映画・TV・CDの紹介, 05:02
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